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GMOインターネットの入社式に潜入、「おめでとう」より「ありがとう」を贈る

マイナビニュース / 2024年4月2日 13時0分

画像提供:マイナビニュース

GMOインターネットグループは4月1日、世田谷区用賀の「GMOインターネットTOWER」にてグループ合同入社式を開催した。

同社は、新卒年収を710万円とする「~No.1&STEAM 人財採用~新卒年収710万円プログラム」と、地域で新卒給与No.1となる「~No.1&STEAM 人財採用~地域No.1採用」を実施しており、2024年は同プログラムの2期目の対象者が入社した。

○VFX技術で桜が舞う入社式

今回同社の入社式が行われたのは、2024年3月に正式オープンをした、リアルとバーチャルのハイブリッド型イベントスペース「GMO グローバルスタジオ」。筆者は以前に取材に訪れた、サイバー攻撃の防御・分析を行うセキュリティ・オペレーション・センター(SOC)「GMOイエラエSOC 用賀」も兼ねる施設だ。

同社はこの施設内で、3DCG・VFX技術を駆使した満開の桜を演出する「リアル×バーチャル」の入社式を初開催した。会場には新卒パートナーが集い、スタジオのモニターにCGアセット(空間演出)を合成することで、配信映像では、バーチャルの空間に入り込んだようなXR映像が配信された。

代表挨拶として登壇したグループ代表の熊谷正寿氏は、まず新卒パートナー(社員)に「おめでとう」ではなく「ありがとう」という言葉を贈った。

「どの会社も今日は新卒入社の方に『おめでとう』と言っていると思います。でもGMOインターネットグループでは、『ありがとう』という言葉を贈ります。これには弊社が言葉を大事にしている会社だから、という理由があります」(熊谷氏)

熊谷代表は「人は感情で生きる生き物」であると説明した上で、「小さな言葉遣いで感情を害したら、われわれの夢、ビジョン、目標を達成するのが困難になる。1人では何もできないからこそ、組織に属する相手の感情を推し量る必要がある」という考えを述べていた。

この考えの下、「従業員」を「パートナー」、「子会社」を「グループ会社」、「買収」を「仲間作り」と呼ぶなど、相手を尊重した言葉選びが企業のカルチャーとして非常に重要視されているという。熊谷氏は、新卒パートナーに向けて、「言葉を大切にする社会人になること」を呼び掛けた。
○変化に対応した者が生き残る

また、熊谷氏は言葉遣い以外にも、社会人1年目で大切にするべきこととして「RPA・AIの活用力を上げる」というトピックも挙げた。

「人類の長い歴史において、人間は進化を遂げてきました。『強い者が生き残ったわけではない。賢い者が生き残ったわけでもない。変化に対応した者が生き残ったのだ。』という言葉があります。AIがすさまじいスピードで進化を遂げる現代、このような変化に対応できる社会人になりましょう」(熊谷氏)

新卒パートナーたちはこれらの熊谷氏の言葉を真剣に聞き、大きく頷く者いたのが印象的だった。入社式の最後に、58人の新卒パートナーの中から代表者が決意表明を行い、パートナーたちは新たなスタートを切った。
(森歩美)

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