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地方の生活コストは本当に安いのか? - FPが地方に移り住んで感じたこと 第141回 引っ越ししたらやっておこう!

マイナビニュース / 2024年4月3日 11時0分

画像提供:マイナビニュース

「都心では物価が高いので、生活していくのが大変だ」または「地方は物価が安いので、生活費が都心に比べてあまりかからない」と世間で言われていることは、本当なのでしょうか。

お金の扱い方について、都心部と地方部では、違いがないのでしょうか。

連載コラム「地方の生活コストは本当に安いのか?」では、ファイナンシャル・プランナーの高鷲佐織が、実際に東京と地方、両方の生活を経験して感じたことを交えながら、お金に関する情報などをお伝えいたします。

新型コロナウイルスが5類感染症に移行され、隔離措置や外出自粛要請等が解除されて、常時テレワークとされていた勤務体制から出社する体制に戻っている企業もあり、徐々に「日常の生活」が戻ってきています。そして、3月から4月にかけては、入学や入社、転勤、異動などの理由で引っ越しをする方も多いでしょう。引っ越しは梱包も開梱もエネルギーを使いますが、新しい土地での生活は、見るものすべて新鮮で、毎日の生活に新しい風が吹くかもしれません。そこで、私自身、新しい土地での新生活を始めた経験から、引っ越し後にできるだけ早くやっておいたほうがよいことをお伝えしたいと思います。

○【1】引っ越しで使ったダンボールはすぐに処分しましょう

「片付けは、時間があるときにやろう」、「すぐに使うものではないから、ダンボールに入れたままにしておこう」と、引っ越しで使用したダンボールを開梱せずに、ダンボールのまま押入れやクローゼットにしまいこんでいませんか。

トラックに積まれたダンボールは、トラック内のほこりや小さな砂がついたり、入り込んだりすることも多々あります。また、ダンボール自体は、保温性や保湿性に優れているため、押入れやクローゼットなどの薄暗い場所に保管されることで害虫が発生することもあります。早めに引っ越しで使ったダンボールは処分して、収納ケースや衣装ケースなどの収納用品に入れ替えて保管しておきましょう。
○【2】警察署や交番、病院、役場、公園の場所を確認しましょう

新しい土地での新生活において、スーパーマーケットやコンビニエンスストアは、立ち寄る人も多いので、引っ越し後、早い段階で場所を把握できると思います。「新生活での緊急時」に頼りになるのは、警察や行政、そして病院等です。下記の事項を参考に、実際に歩いて確認しておきましょう。

■自宅から最も近い警察署や交番はどこにあるのか。
■自宅から最も近い病院や診療所はどこにあるのか、また、休日や夜間に、診療してもらえる病院はどこにあるのか。
■役所の本庁はどこにあるのか。
役所の本庁が自宅から遠い場合、自宅周辺に、支所や出張所はあるのか。
■自宅周辺の大きな公園はどこにあるのか。公園は避難場所となることもあります。
○【3】メインバンクの支店やATMはどこに?

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