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新社会人が注意したい「お口エチケット」、医師が「歯磨き・歯ブラシ・口臭対策」の新常識を解説

マイナビニュース / 2024年4月3日 10時30分

画像提供:マイナビニュース

ある調査※によると、4月から新社会人になる人は70万人程と推測され、新入社員の勤務形態は約84%が「出社」で、次ぐ「出社とテレワークの組み合わせ」の12%を大きく上回っています。

※学情の2023年9月「新入社員の勤務形態・新入社員研修の形式」調査

その理由は「仕事を覚えるタイミングでは、出社の方が適していると思う」から。人と会う機会が多くなると忘れてはいけないのが「お口のエチケット」で、相手への印象が大きく変わる大事なポイントです。

そこで、新社会人が注意したい「ビジネスマナー」の基本の「き」である「お口のエチケット」の新常識をまとめました。

○自分の歯に合った歯ブラシ選びで磨き残しゼロに

子供の歯(乳歯)と大人の歯(永久歯)は、歯のサイズは別として、形は同じ様に見えているかもしれませんが、実際には子供の歯は凹凸が少なく表面が平らなのに対して、大人の歯は真ん中が出ていて周りが引っ込んで丸い形をしています。

子供の歯は平らなので、歯並び全体でも凹凸がなく、歯ブラシでゴシゴシ磨いても案外と磨き残しは出ません。

しかし大人の歯をそのように磨くと、凹んでいるところには毛先が届かないので磨けません。この結果、磨けていないところは24時間365日磨けないことに。大人になったら、ぜひ歯ブラシ選びにもこだわってください。

歯ブラシの毛先の部分(ヘッド)は小さめを選ぶのが良いです。

「小さいと磨けている気がしない」と敬遠する人もいますが、これは逆。小さい歯ブラシだと磨けているところと磨けていないところがハッキリ分かるので、磨き残しを自覚できるのです。大きい歯ブラシではパワープレーの様に一気に磨ける気分にさせてくれますが、磨き残しがあるケースが少なくありません。

毛先の硬さは磨くときの力の入れ方に影響します。毛先が「硬め」だと、どうしても手に力が入り過ぎてしまい、毛先が細かいところに届かずに磨き残しを作る原因になります。お口の中の状態にもよりますが、毛先は「普通」か「柔らかめ」を選択するのが良いでしょう。

特に歯並びが悪い場合や、細かいところを磨く時には「ワンタフトブラシ」と呼ばれる毛先が束状になった歯ブラシを使うと磨き残しに有効です。

また毛先の形態には大きく分けて2種類あり、毛先が丸い「ラウンド」タイプと、毛先に向けて角度がついて先端が尖っている「テーパード」タイプになります。

前者は歯の表面を磨くのに適しているので「ムシ歯予防」に、後者は歯と歯の間まで毛先が届くので「歯周病予防」に効果的です。

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