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20年ぶりに引っ張り出したSONY『FM/AM CD CLOCK RADIO ICF-CD2000』は、やっぱりミレニアム級の名機だった

マイナビニュース / 2024年4月4日 11時0分

画像提供:マイナビニュース

家じゅう溢れかえるモノに囲まれて生活している人の多くは、「いつかは断捨離しよう」と思いつつも、ついつい先延ばしにしがちだ。

時折にわかに片付けを思い立つも、対峙する品々にはそれぞれ思い入れがあり、「そのうち暇になったら、1巻から全部読み返すぞ」とか、「俺はいつか痩せる。そしたらこの服をまた着るんだ」などと、なんだかんだの思いで手は止まり、アリバイ的にほんのわずかなモノを処分しただけで作業終了としてしまう。
そんな“そのうち”や“いつか”なんて、やって来ない場合がほとんどだということに薄々気づいてはいても、そう簡単には捨てられぬ。
それが僕を含む、モノ中毒者という厄介なやつなのである。
○■引っ越しに伴う断捨離で大量に処分したフルガジェット類

それでも、引っ越しを契機に思い切ることもある。僕もそうだった。
あまりうるさく「捨てろ捨てろ」と言うと、僕がにわかに不機嫌になることを知っている家人は、わがままボーイを諭すように「このままじゃ引っ越し大変だよ。この機会に少し整理しよっか。手伝うからさ」と優しく言った。
そして本棚や引き出しの端から、「これはいる? 本当に? もういいんじゃない?」などと一緒に確認していったので、今回の引っ越しでは、自分なりにかなりのモノを処分できたのではないかと思う。
それでも、本などがぎっしり詰まった重い段ボール箱が大量発生し、引っ越し屋さんに「お客さんの家、マジでキツイっす」と言わしめてしまったのだが。

今般の引っ越しに伴う僕の断捨離劇場において、もっとも高い割合で処分できたモノは、古いガジェット類だった。
よく考えると我が家で多くのスペースを占めているのは、本や雑誌、服やカバンなどのファッションアイテム、CD、そしてガジェット類。
このうち本やCD、服に関しては、一定数の処分はしたものの、やっぱり“またいつか”が発動しがちで、手元に残したものも多い。
その点、古くなったガジェット類は、「こればかりはもう、本当に一生使わねーだろうな」と思うものが多かった。
電子機器類はデザインや機能がすごい勢いで更新していくので、たとえかつて深く愛した品であっても、現在は同じ役割を果たす最新機器を手に入れていて、よくよく考えたら古いものは二度と出番がないだろうと思えたのだ。
○■張り切って購入したが活躍期間は短かった『IFC-CD2000』

というわけでカメラやAV機器、PC関連アイテムなどを中心に、死蔵していたガジェットを大量処分した。
だけど、もう20年近く使っていなかったにもかかわらず、捨てられなかったモノもある。
それがSONY製の多機能マシーン『FM/AM CD CLOCK RADIO ICF-CD2000』なのだ。
しかも、ただ捨てられずに再び仕舞い込んだわけではなく、引っ越し先の新居では我が家の中心部に据え置き、今や毎日便利に使っているのである。
魅力を再発見し、「これはやっぱり名機だなあ」と強く再評価したのだ。

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