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北海道上士幌町のふるさと納税の使い道「デジタル社会の推進」とは?

マイナビニュース / 2024年5月4日 14時0分

画像提供:マイナビニュース

北海道十勝地方の北部に位置する上士幌町(かみしほろちょう)は、面積の約76%を森林が占める自然豊かなまち。大自然の恩恵を受けた畑作や酪農などの農業が盛んです。

そんな上士幌町は、ふるさと納税の寄附金を「子育て・教育」「医療・介護・福祉(生涯活躍)」「産業振興」「脱炭素社会の推進」「デジタル社会の推進」の5つの使途に充てています。

本稿では、マイナビふるさと納税担当者が注目する寄附金の使い道について紹介していきます。

今回は、「デジタル社会の推進」という上士幌町のふるさと納税寄附金の使い道について詳しく調べてみました!
○上士幌町のふるさと納税の使い道「デジタル社会の推進」について

・対象年度:令和4年度(2022年4月1日から2023年3月31日)
・対象使途:デジタル社会の推進
・対象事業:自動運転バス運行事業 など
・寄附金額:2995万8000円

町認定こども園の保育料無料化にいち早く取り組み、「子育てがしやすいまち」として知られる上士幌町。

現在は、2022年度からふるさと納税の使い道に追加された「デジタル社会の推進」にも力を入れています。最新技術を活用し、過疎地域における住民サービスの向上を目的とする事業で、今回はその中から自動運転バス運行事業について紹介します。

上士幌町は豊かな自然に恵まれる反面、近くに大きな病院や商業施設がありません。そのため自家用車が主な移動手段となっていますが、「運転免許証を返納すると生活の足が無くなる」「公共交通の運転手不足」という課題がありました。

そこでふるさと納税寄附金を活用し、2017年度から自動運転バスの実証実験を進め、2022年12月からは自動運転バスの実用化に向けた市街地の定期運行を行っています。

現在は、積雪寒冷という北海道ならではの地理的条件を克服し、ドライバー不在でも自動車が走行できる「レベル4」の社会実装に向けて取り組んでいるそうです。

上士幌町のふるさと納税担当者によると「ひとつひとつの課題を丁寧に工夫しながら解決し、町民全員が住みやすいまちづくりを目指しています」とのこと。
○「デジタル社会の推進」の活動実績・成果

2017年度から実証実験が始まった自動運転バス。2022年12月から市街地の定期運行を行っています。

車内にハンドルはなく、操作をする際はコントローラーやタッチパネルを使用。フランス製の電気自動運転バスで、車体は熱気球や小麦、バイオガスプラントなど、上士幌町の特色をイメージしてデザインされたのだとか!

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