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自分が使う通信会社の3G終了時期、半分以上が「知らない」。MMD調査

マイナビニュース / 2024年4月8日 11時30分

画像提供:マイナビニュース

MMD研究所は、携帯電話各社が順次終了している3Gサービスについての認知や、3G対応フィーチャーフォンを使っている人々の動向を調査。3G終了については年齢が高いほど認知しているが、自分が使っている通信会社の3G終了時期を半数以上が知らず、終了後の利用意向は「何も検討していない」と答えた人が最多となった。

調査は、18歳~69歳の男女を対象にインターネット上で実施。調査期間は3月29日~4月1日で、有効回答者数は7,000人(※人口構成比に合わせて回収)。
○「3Gサービス終了」を半数以上が認知

3Gサービス終了を「知っている」と回答したのは50.6%。年代別でみると、40代は53.2%、50代は56.1%、60代は58.1%と、40代以降ではいずれも半数を超え、年齢が高いほど認知も高い傾向となった。なお、10代は29.6%、20代は38.6%、30代は46.8%が、3G終了を認知していると回答している。

3G終了を認知している人のメイン利用の端末別でみると、「スマートフォン」(n=6,456)が52.6%、「フィーチャーフォン」(n=111)が68.5%、「ガラホ(4G LTEケータイ)」(n=70)が65.7%となった。

○自分が使っている通信会社の3G終了時期、半分以上が「知らない」

メイン利用の端末をドコモ、ソフトバンク、ワイモバイルで契約している1,641人を対象に、メイン利用の端末を契約している通信会社の3Gサービス終了について知っているかをたずねたところ、55.9%が「知らない」と回答。「知っている」と答えたのは44.1%だった。

また、3G終了の年を知っていると回答した、上記3社の契約者724人を対象に「3Gサービスが終了する年」を聞いたところ、正答率は35.8%、誤回答率は64.2%となった。なお、携帯3キャリアの3Gサービス終了時期は以下の通り。

2022年3月末:KDDI
2024年4月15日:ソフトバンク(契約者住所が石川県のユーザーに限り7月31日)
2026年3月末:NTTドコモ

3Gサービス終了に関する知識を調査したところ、全問正答率は10.9%にとどまったことも明らかになっている。

3Gサービス終了について知っていると回答した3,542人を対象に、3Gサービス終了に関して正しいと思う項目を複数回答でたずねたところ、正答率が高かったのは「フィーチャーフォンのカメラ機能が使えなくなる」が92.4%(正解は×)。正答率が低かったのは「Wi-Fiを使用すればフィーチャーフォンを利用できる」で、19.8%だった(正解は○)。

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