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唐津海技短大が”航海専科”の学校として開校 - 第1期生の35名が入学へ

マイナビニュース / 2024年4月17日 16時0分

新入生35名の内訳について、野村校長は「18歳の若者だけでなく、社会人経験者も2割ほどいます。九州・沖縄エリアの出身者が7割弱を占めますが、関東エリア(東京、神奈川、埼玉)、近畿エリア(大阪、兵庫、和歌山)、中国エリア(岡山、山口)、四国エリア(愛媛)からも生徒が入学してくれました」とする。

ちなみに女子学生も募集しているが「女子寮がないといった理由もあり、今年度は男子のみの応募となりました」と野村校長。ただ、その男子寮も今年度(2025年3月)で閉鎖を予定している。「そもそも通う生徒が高等学校卒業者以上の年代に繰り上がります。小樽校に通う学生からは『寮がなくても、もう自分たちで生活できる年齢』という声も聞かれました。本校の寮は設備の老朽化も進んでいたことから、閉鎖が決定しました。いま入寮中の学生たちには、来春から周辺のアパートなどに移ってもらいます」と話す。
○■充実した校内設備

このあと担当者に、校内の設備を案内してもらった。航海実習で使うという一室には、大型のシミュレータ機器。操舵室を模したもので、モニター、ハンドル、ECDISを設置している。「まずは航海計画を立てます。危険な箇所を確認したのち、仲間で役割分担を決めます。そして航海に乗り出します。各担当者と活発にコミュニケーションすることで海難事故を未然に防ぐ、そんな訓練も行っています」と担当者。

ECDISを学ぶ部屋もあった。海底の深さ、ほかの船舶のデータなどを表示する電子海図を使い、事故のない航海計画を立てることができる。

新入生たちは今後、本校にて1年6か月かけて基礎を学び、大型練習船を使った6か月におよぶ航海実習を経て、2026年3月に卒業する見込み。

近藤謙太郎 こんどうけんたろう 1977年生まれ、早稲田大学卒業。出版社勤務を経て、フリーランスとして独立。通信業界やデジタル業界を中心に活動しており、最近はスポーツ分野やヘルスケア分野にも出没するように。日本各地、遠方の取材も大好き。趣味はカメラ、旅行、楽器の演奏など。動画の撮影と編集も楽しくなってきた。 この著者の記事一覧はこちら
(近藤謙太郎)



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