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新NISAが注目されるのはなぜ? 円安、増税の日本を生き抜くために必要なお金のルール

マイナビニュース / 2024年4月16日 9時45分

画像提供:マイナビニュース

○新NISAだからといって誰でも儲かるわけではない

お金に興味を持つことは決して悪いことではありません。実は、今はタイミングが必ずしもいいとは言えないと思います。なぜなら、日経平均が最高値を更新しているということは高掴みをする恐れがあると言わざるを得ません。

実際4万円台に乗ったかと思えば連日続落しています(2024年3月12日時点)。

ここで需要になるのはタイミングなのです。多くの人は高くなっているところで購入し、下がり始めたところでビビッて売ってしまっている。ここに大きな問題があるのです。

短期の値動きで売ってしまうのは個人投資家がすることではなく、機関投資家やヘッジファンドのやることです。株式投資で成功する人というのは、多くの人とは逆の動きができる人なのです。株が最安値更新しているときに株を買い、今のタイミングで売っている方が一番儲けているのです。

個人で投資を始める方にまず必要なのはお金の「IQ」を高めること。なぜなら、まず、利益が出なければ税金は発生しないからです。

利益が出る前から税金対策をするのは順番が逆です。なので「新NISA」をすれば、必ず儲かるわけではありません。

ここ30年で、バブル崩壊と失われた時代が来ました。その中で儲けた時も損をした時もありました。海外に例を取ると、中国の不動産市場でしょう。

10、20年かけてお金持ちになる方はローリスクです。しかし1年などの短期間で手っ取り早くお金持ちになるのはハイリスク。ローリスクで長い目で見て、できる限りの資産形成をするときに「新NISA」が初めて活きてくるのです。

ここで私の提案は、ゆっくりお金持ちになろうということです。時間を味方につけるが普通の人にとっては最良の道なのです。
○足るを知る

次に重要になるのは足るを知ることです。自分の器を知り、その中でできうる限り最良な道を取ることが、「無形資産」につながります。自分の器を知らないで変な気になると大抵損をする。そのような例を山ほど見てきました。

自分の器を見誤った人が損をしている。ではここで、「有形資産」と「無形資産」とはどのようなものか分類しておきたいと思います。

「有形資産」とは不動産や車などの目に見えるモノのことを言います。お金や株など、モノにすぐ変換できるものも有形資産だと考えています。次に、「無形資産」とは人脈や信用、ブランドを築いていくこと、言い換えれば「歴史」です。

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