1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. モバイル・アプリ

360度カメラ「Insta360 X4」最速レビュー 8K画質で実用性を底上げ、理想に近づいた

マイナビニュース / 2024年4月16日 22時0分

画像提供:マイナビニュース

表裏に魚眼カメラを備え、1回のシャッターでカメラの周囲の様子をまるごと撮影できる「360度カメラ」。自撮りや猫のアップなど、撮影したあとに好きなアングルを切り出した写真や動画を生成できるのが最大の特徴です。そんな360度カメラを積極的に手がけるInsta360が、新モデル「Insta360 X4」を発表。画質を最大8K相当に高め、切り出した写真や動画のクオリティを引き上げつつ、バッテリーの持ちも改善し、実用性を高めています。

スマホやミラーレスカメラでは不可能な「アングルを気にせず撮影し、そのあとで思い通りの写真や動画に仕上げられる」という360度カメラならではの体験は、ある程度撮影に慣れ親しんだ人にとってもインパクトが大きいと感じました。

従来のInsta360 X3をベースに多くの改良を実施

背中合わせに2つの魚眼カメラを備えた360度カメラは、かつてリコーの「THETA」シリーズが市場を開拓しました。その360度カメラに、激しい動きでもぶれずに撮影できるアクションカメラの特徴を加えて利用シーンを広げつつ、装着した自撮り棒が消える処理を施して人々にインパクトを与えたのが、Insta360の「Insta360 X」(旧Insta360 ONE X)シリーズ。Insta360は、社名にあるように360度カメラが“祖業”ともいえるだけに、360度カメラの開発に力を入れています。

シリーズの4代目として今回登場したInsta360 X4は、2022年9月に登場した「Insta360 X3」をベースに、以下のような改良が加えられています。

360度動画の画質を8Kに向上(5.7KのInsta360 X3よりも解像度は78%アップ)
バッテリー容量を2,290mAhに増強、5.7K動画の撮影時間を135分に延長(Insta360 X3は81分、67%アップ)
本体の熱を効率的に放熱するサーモグリップカバーが標準で付属
タッチパネル液晶を2.5インチに大型化(Insta360 X3は2.29インチ)、保護ガラスはゴリラガラスに変更
日本語による音声操作&手によるジェスチャー操作に対応
レンズを保護する取り外し可能なプラスチック製のレンズガードが標準で付属
スマホ用のInsta360アプリを用いれば、8K動画の編集や切り出しもスムーズ

いろいろな点を改良したInsta360 X4ですが、基本的なデザインや操作方法、AIを搭載したスマホアプリによる簡単&高速な自動編集機能は従来のInsta360 X3を継承しています。本体は若干大きく重くなりましたが、充実した内容を考えるとよくこのサイズに収めたな…と感じます。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください