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どこでもサイエンス 第282回 月を歩いた12人のその後

マイナビニュース / 2024年4月17日 8時54分

画像提供:マイナビニュース

いまから50年あまり前、アメリカのアポロ計画で、地球人6組12人が月面を歩き、帰還しました。

そして、次に月を歩くのは、アメリカのアルテミス計画に参加する宇宙飛行士で、日本人もそこに加わるということが発表されましたな。

ところで、前回月を歩いた人たちは、その後どーなったのでしょうか。なんとなーく気になったので調べてみましたよ。

最近、月をめぐる話がしばしば話題になりますな。まずはこの連載の第276回でもお伝えした日本初の月着陸機「SLIM」の成功は明るいニュースでした。そして、その時、実は日本は5番目で、インドや中国がすでに着陸に成功し、中国は月探査車やサンプルリターンまで成功したってな話もあったのでした。また、民間の着陸機も成功したり、韓国も月周回機を運用したり。話題に事欠きませんな。

また、有人宇宙旅行も、国際宇宙ステーション(ISS)にスペースXなどが頻繁に宇宙飛行士を届け、複数の民間会社やロシアなどのサービスですでに民間人が大勢軌道上に行き、日本人の実業家の前澤さんらも宇宙旅行を楽しんだことも記憶に新しいことでございます。

ただ、月面着陸+有人宇宙旅行となると、とたんにハードルが高くなります。

なにしろ最後に月面着陸した人間は、ハリソン・シュミット博士とユージン・サーナン飛行士ですが、これが52年前の1972年12月なのでございます。アメリカのアポロ17号によるものですな。で、シュミット博士は現在88歳でご存命ですが、サーナン飛行士は2017年に亡くなっています。それほど前のことなのですな。

まあ、アポロ17号を含むアポロ計画は、パワー国家アメリカが、旧ソ連との対抗上、ものすごいリソースを突っ込んでのプロジェクトだったわけで、また、すでにやったことをもう一度といってもモチベーションがわかないのもわかるわけです。

さてさて、そんなわけで50年たったのですが、その間、月着陸にかかわった宇宙飛行士達は、人類で月に立った、わずか12人の人であり続けたわけです。が、50年ですから、人生はひとめぐりするくらいですね。で、彼らはその後どうなったんでしょうかね。ちょっと興味を持ったので調べてみました。
アポロ11号(1969年7月)
○ニール・アームストロング(2012年没)

史上初めて月面に一歩を刻んだ人です。それゆえちょっと長くなります。

まず、月面に降り立ったときの言葉「1人の人間にとっては小さな1歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である」との言葉で有名な人ですな。

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