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ハイブリッド・マルチクラウドインフラの重要性が高まる-Nutanixが調査

マイナビニュース / 2024年4月17日 18時0分

画像提供:マイナビニュース

Nutanixは4月17日、企業によるクラウドの採用状況を測定した第6回目となる「Nutanix
Enterprise Cloud Index(ECI)」の調査結果を発表した。今回のレポートでは、今後1~3年間でハイブリッド・マルチクラウドモデルの使用が倍増すると予測している。

調査は、NutanixがVanson Bourneに委託し、2023年12月に世界各国のITおよびDevOps/プラットフォームエンジニアリング部門の意思決定者1500人を対象に行った。回答者の属性は南北アメリカ、欧州・中東・アフリカ(EMEA)および日本を含めたアジア太平洋(APJ)地域からさまざまな業界・規模の企業が対象とした。
○グローバルの傾向

複数の環境間のアプリケーションとデータの複雑な移行に各社が取り組む中、今回のレポートでは、ハイブリッド・マルチクラウドインフラストラクチャの重要性の高まりが強調されたという。

レポートによると、セキュリティとイノベーションが過去1年間にアプリケーションを別の環境に移行させた推進要因となり、AIが企業にとって中心的な役割を果たす中、ECIの調査への回答者はAI戦略のサポートに向けた投資の拡大を優先事項としており、これに僅差で続いたのが、ITモダナイゼーションへの投資となった。

グローバルにおいてハイブリッド・マルチクラウドインフラストラクチャの導入は、インフラストラクチャの基準になり、ECIの回答者の90%はインフラストラクチャ戦略に対してクラウドスマートなアプローチを採用しており、それぞれのアプリケーションにベストな環境(例:データセンター、パブリッククラウド、エッジ)を活用している。

さらに、企業の80%以上はハイブリッドIT環境がアプリケーションとデータの管理能力にとって最も有益だと考えています。最も重要な点として、ハイブリッドITは企業幹部の優先事項になっており、回答者の約半数はハイブリッドITの導入をCIOの最重要な優先事項に挙げている。

ランサムウェア保護は、企業幹部と実務担当者の双方にとって最重要課題だが、大半の企業は、攻撃への対応で苦戦しており、企業にとってランサムウェア/マルウェア攻撃は今後も脅威であり、悪意のある攻撃者と企業のセキュリティ担当者による戦いは、2024年も続く見通しとなっている。

一方、データの保護とリカバリは引き続き課題となっており、ランサムウェア攻撃を経験したECIの回答者の71%は、完全な復旧には数日間、場合によっては数週間を要している。この問題に対処するため、企業の78%は今年1年を通じてランサムウェア保護ソリューションへの投資の拡大を計画。

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