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ハイブリッド・マルチクラウドインフラの重要性が高まる-Nutanixが調査

マイナビニュース / 2024年4月17日 18時0分

セキュリティとイノベーションによる均衡が求められる中、アプリケーションとデータの移動は未だ複雑な課題となっており、自社のアプリケーションとデータを含むエンタープライズワークロードはオンプレミスのデータセンター、パブリッククラウド、小規模なエッジロケーションと、これら3つの混合環境など、各社のニーズに最適なIT環境に移行する傾向にあるという。

アプリケーション環境の多様性などもあり、ECIの回答者の95%は過去1年間で別の環境へとアプリケーションを移行させており、セキュリティとイノベーションを移行の最大の推進要因に挙げている。

企業はアプリケーションとデータの移行が今後も存続するものと想定し、これを踏まえた上で柔軟性と可視性を重視してインフラストラクチャの選択肢を計画すべきとのこと。現在、複雑なアプリケーションの移行に関して企業は大きな障害に直面し、ECIの回答者の35%は現在のITインフラストラクチャを考慮したうえで、ワークロードとアプリケーションの移行は重大な課題だと回答している。

ITチームは持続可能性のプログラムを計画しているだけでなく、ITモダナイゼーションを筆頭にプログラムの導入を積極的に進めており、ECIの回答者の88%は持続可能性が自社の優先事項であることに同意している。

しかし、前回のレポートでは、実際の行動が限定的であったことに対し、多くの企業はすでに、持続可能性イニシアチブの導入に向けて積極的な対策を講じており、最も一般的な対策としては、ITインフラストラクチャのモダナイズを挙げている。これは著しい結果であり、ITインフラストラクチャが持続可能性に及ぼす直接的な影響の裏付けでもあると指摘している。

AI、モダンアプリケーション、データの成長により、インフラストラクチャのモダナイゼーションは必須になりつつあり、ECIの回答者はAI戦略への投資の拡大を最優先事項に挙げ、これに僅差で続いたのがITモダナイゼーションへの投資となった。

さらに、ECIの回答者の37%は既存のITインフラストラクチャでAIアプリケーションを実行することは、重大な課題になると回答。

この課題を軽減・克服するため、企業はデータの処理とアクセスの高速化につながる、ITモダナイゼーションとエッジインフラストラクチャーの導入を優先している。これにより、複数の環境のデータをリンクさせる能力を向上させて、無秩序に広がるエコシステム全体でデータの保存場所に対する可視性を向上できるという。

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