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自力で車中泊カスタムしたSUZUKI『エブリイ』は16万キロ超えでもノープロブレム。ユーザー車検も一発合格

マイナビニュース / 2024年4月19日 11時0分

○■できるだけ事前にチェックし、いざ、軽自動車検査協会へ

当日の朝、友人の家で我がエブリイちゃんを一通りチェックしてもらった。
過走行ながら調子はすこぶる良く、大きな問題はなさそうな車だが、友人は2箇所ほどまずいところがあると言った。
ひとつはヘッドライトの曇り。
もうひとつは、ナンバー灯の汚れだった。

古い車はヘッドライトのガラスが曇りがちだが、これは水垢によるもの。
友人が貸してくれた専用クリーナーで力を込めて拭いたら、見違えるほどクリアになった。

ナンバー灯の汚れは、自力で全塗装した際、うっかりペンキをつけてしまったようだ。
マイナスドライバーを使ってペンキを削り落とし、こちらもOK。

いざ、車検場へ。

車を持ち込んだのは、東京・府中市にある軽自動車検査協会・多摩支所というところだ。
自賠責保険証や納税証明書など、事前に揃えた書類を窓口に提出。
自動車重量税印紙代8200円と検査手数料1800円、技術情報管理手数料400円、合計10400円を支払った。
2万円余りの自賠責保険とこの10400円が、軽自動車にかかるいわゆる「法定費用」だ。

検査ラインがある建物に入ると、同行者は助手席から降りるように指示があり、運転席の僕だけで検査の工程を進んでいくことになった。

最初はドアや内装のチェック。僕のエブリイは、もとの天井内張を剥がし、板張りにカスタムしていたので少し心配だったが無事にパス。
作るときに一応調べ、難燃性の高い5mm以上の厚みのある板を使っていたのが良かったのだろう。
検査官は眼光鋭く、そういうところも素早くチェックしているようだった。

次はライト周りのチェック。
検査官の指示に従ってヘッドライトを点けたり消したり、上向きにしたり下向きにしたり。
左右のウィンカーを出したりハザードランプやブレーキランプ、バックライトを点けたりと忙しい。
ヘッドライトの光量も測られたが問題なし。
朝、一生懸命磨いておいて良かった。
○■面白がっていたら、意外とあっさり全工程を終了

次の工程に進むと、検査官からギアをドライブに入れてアクセルを踏み込み、時速40kmでキープするように指示された。
狭い屋内でアクセルを踏み込むのはちょっとドキドキだが、4つのタイヤは回転するローラーの上に乗っているので、車が前に進むことはない。

工程の最後は、運転席に乗ったままリフトで2メートルほどの高さまで持ち上げられた。
ちょっとしたアトラクションのようで楽しく、下の通路で待機している友人に思わず手を振ったが、やつはあくびしながらよそ見をしていて、こちらに気づかなかった。
まあ、50代半ばのおっさんがこんなことで喜んでいる場合じゃないのだが。
車の下では検査官が何やら軽く叩いたりいじったりして、下回りの状態をチェックしているようだった。

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