「木と生きる」-世界で注目される“木造建築”、木の可能性と魅力を知るイベントが日比谷で開催
マイナビニュース / 2024年4月22日 8時38分
オープニングでは、一般来場者を招いたトークイベントも開催。最初に登壇したのは、イベント主催のひとつでもあるディスカバー・ジャパンの髙橋俊宏統括編集長。
ディスカバー・ジャパンは16年前に、お酒やお茶などさまざまなトピックを取り上げ、日本の魅力を再発見する月刊誌としてスタート。その後、WebサイトやSNS、ECサイトなども展開し、日本の伝統文化を継承し、持続可能かつ発展していくきっかけづくりとなるような取り組みを行っている。
昨年8月に「木と生きる」という特集を行ったところ非常に反響が大きかったそうで、髙橋編集長は「日本の国土は7割が森林。SDGsやカーボンニュートラルなど、さまざまな課題や取り組みがありますが、”木”というところにヒントがあるんじゃないかと関心を持ってらっしゃる方が多かったんです」と、さまざまな社会課題の解決のヒントが身近なところにあるのではないかと話した。
続いて登壇したのは、建築家の藤本壮介氏。藤本氏はこれまで日本建築大賞やヴェネチア・ビエンナーレ第13回国際建築展金獅子賞など、数多くの賞を受賞し、さまざまな大規模建築インスタレーション、パビリオンなどを手掛け、世界的に活躍。現在は大阪・関西万博の会場デザインプロデューサーなどを務めている。
本イベントの「木と生きる」というテーマには、藤本氏も大きく共感しているという。出身が自然豊かな北海道・旭川ということもあって、小さい頃から木や森は身近なものだった。しかしながら、進学で上京してみると、商店街などのごちゃごちゃとした都会的な場所も、意外と居心地がいいことに気付いたという。
「人工物の中にいるんだけれども、雑木林にいるような感覚がある。つまり、遠い存在ではないと思うんです。自然と人工物をどう融合させるか、あるいは対比させて新しい価値を生み出すかというのは、自分にとって建築の大きなテーマになっています」と、自身の建築に対する想いを言葉にした。
そして、進行中のものも含め4つのプロジェクトを紹介。福岡・大宰府天満宮では、大改修中の御本殿の前に建設する仮殿をデザイン。仮殿の屋根の上に木を植え、まるで森が浮かんでいるかのようなデザインとなっている。
また、福岡・明治公園でも整備と管理運営事業を手掛けており、5つの広場と立体回廊を整備中。オフィスワーカーの憩いの場でありながらも、九州の玄関口である博多駅前に相応しい風格ある公園に生まれ変わらせる。
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