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キヤノンITS、財務会計/人事給与システム「SuperStream-NX」にデジタルインボイス機能

マイナビニュース / 2024年4月22日 14時11分

キヤノンITS SuperStream営業本部 SSマーケティング部 部長の山田英樹氏は「SuperStream-NX統合会計の中に債権管理の機能があり、伝票を入力すればデジタルインボイスオプションにデータが流れていく。Poppolネットワークを経由して受け手側にデジタルインボイスが送信される。受け手側がSuperStream-NXであれば、支払いデータの生成など、さらに効率化できる。また、送り手側がSuperStream-NXでなくてもPoppolネットワークを経由して、支払い管理システムでデータが受領できるため、受領したデータから自動起票を実施できる機能を今後は提供を予定している」と説明した。

請求書発行(送り手)側では、SuperStream-NX統合会計(AR)で計上した債権伝票をもとにデジタルインボイスを作成し、作成したデジタルインボイスは、Peppolネットワークを介して取引先に配信。配信したデジタルインボイスは、自社発行の控えとして保管される。

取引先マスタや債権伝票の各項目とデジタル庁と民間ベンダーにより選定された国内の標準仕様「「JP PINT」の各要素を紐づけ・変換することで、必要項目を網羅したデジタルインボイスの自動作成を可能とし、発行後に誤りがあった場合も考慮して訂正請求書の発行も可能としている。請求書の発行方法は取引先ごとに紙・メール・デジタルインボイスからの選択ができる。

一方、請求書受取(受け手)側はPeppolネットワークを介してデジタルインボイスの受取を行い、受取したデジタルインボイスはステータス管理され、デジタルインボイス確認リストとして視認性を高めた形で参照できる。取引先ごとに自社担当者を設定することで、担当部門ごとの管理および支払伝票の計上処理を可能としている。

また、2025年6月には機能強化として、デジタルインボイスの情報から支払伝票を自動作成するためのマスタを用意し、デジタルインボイスから支払伝票を登録することでマスタが自動作成され、次回からは自動起票が可能になる。作成された伝票にデジタルインボイスの情報が自動添付され、伝票とセットでいつでも確認できる、デジタルインボイスからの支払伝票自動作成および仕訳用マスタの自動更新機能を提供する予定。

価格は基本料金が年額9万円、基本料金にはアクセスポイントの利用料と年間2400枚までの送受信が含まれ、2400枚を超える料金は別途追加料金が発生。まずは2025年に累計導入社数43社、2029年までに同420社を目指す。
(岩井 健太)



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