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子育て世代待望! 「ギュット・アニーズ・DX・押し歩き」の押し歩き機能とずり下がり抑制機能を試す

マイナビニュース / 2024年4月25日 19時24分

「ギュット・アニーズ・DX・押し歩き」で「押し歩き機能」を使うためには、サドル後方のレバーを上にあげ、そのままサドルを引き上げてから、左ハンドルに取り付けられた押し歩きボタンを親指で押す必要があります。これは、乗車時に推し歩き機能が作動しないようにするための工夫です。また、誤ってサドル部に指を挟んでしまわないよう、可動部を樹脂カバーで覆われています。

このような機構を採用した理由は、実は安全面だけにあるのではありません。押し歩き機能は「ボタンを押すことでモーターが自転車を走らせる機能」と言えます。現在の道路交通法において、車道で電動アシストを行える速度は時速24kmまでです。しかし、歩道を走行できる速度は6km以下と定められています。

よって、速度が時速6km以下であり、歩行者扱いとなる「歩道通行車」であることが周囲からでも分かる状態にしなければなりませんでした。サドルを押し上げることで物理的に「乗れない」状態にしているのは、そんな配慮でもあったのです。
○押し歩き機能の効果を実感、モーターがグングン押してくれる!

では、「押し歩き機能」は実際にどれくらいの効果があるのか、試してみましょう。サドルを引き上げると、左ハンドルにある液晶画面が「オシアルキ」という表記に変わります。この状態で押し歩きボタンを押し続けている間、「押し歩き機能」が動作します。

押し歩きボタンを押している間は、自転車自身が前に進んでくれます。その速度は、時速3~5kmと、時速4~6kmの二段階です。人の大勢居る商店街や歩幅の小さい女性は1段階目、坂道を登るときや人のいないところでスイスイ歩きたいときは2段階目を利用すると良さそうです。

とくにその効果が大きいのはやはり坂道です。押し歩き速度を2段階目にすると自転車の重さがスッと消え、安心感を持って坂を上ることができました。その力は思いのほか強力で、モーターがグングン前に押してくれることを実感できるでしょう。

この状況で怖いのは、押し歩きボタンから指を離してしまい、急に負荷が掛かってしまうことです。こういった危険を防ぐために「ずり下がり抑制機能」があります。

坂の途中でボタンから指が離れると、液晶画面に「10」「サガリヨクセイ」と表示され、一秒ごとに数字が減っていきます。これが「ずり下がり抑制機能」の作動を表しており、モーターによって10秒間だけずり下がるのを抑制してくれるのです。

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