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フィリピンで一文無しに…“どうしようもない”日本人男性に尾野真千子が感じた不思議な魅力「幸せなんだろうな」

マイナビニュース / 2024年4月27日 18時0分

幸せな様子を感じる理由は、常に笑顔でいることが大きい。「ほかにも日本人が登場しますが、彼らがガリガリなのに比べて、平山さんがふくよかなんですよね。時が経つにつれて歯はどんどんなくなっていくけど、全然痩せていかず、幸せそうな笑顔のままなんです。それは支えてくれるテスさんのおかげですよね。本当に、出会った人が良かったんだと思います」と受け止めた。

●平山さんに共感も「結構流れに身を任せる生き方をしている」
そんな平山さんを「本当に憎めないんです」という尾野。「いろんな人に優しく接していて、それができるのは、きっと自分が優しさを受けてきたからだと思うんです。周りの人を信じたり、自分の気持ちをウソなくぶつけるから憎めなくて、つい追っちゃいますよね」と、その魅力を語る。

ただ、流れに身を任せる人生を送ってきた彼の周りには、お金にまつわる怪しい人たちが集まってきてしまう。そんな状況に、「見ていると“バカだなあ(笑)”と思う反面、気付かされるところもあると思います。この映像の中の“どうしようもない”人たちは、私たちの教材でいてくれて、とても勉強させていただいたので、視聴者の皆さんがどう感じてくれるのか、とても興味があります」と話した。

平山さんに、ある種の共感も覚えた様子。「私も作品の選び方とかも、結構流れに身を任せる生き方をしているので、違った意味かもしれないけど似ているところがあるかもしれない。そういった意味で、私も自由人なのかもしれないです(笑)」といい、「本当に興味のわく平山さんに出会えたことが、私の次の一歩にもなると思うので、平山さんを引き続き見たいです。今度はどこに行くのか、このままでいるのか、楽しみですね」と願った。

現在放送中の朝ドラ『虎に翼』(NHK)でも語りを担当する尾野。「朝ドラは主人公の気持ちから、私の気持ちも入っていって、お芝居をするような気持ちもあるのですが、今回の『私の父のなれのはて』は、“伝えたい”という思いが一番最初にあります。自分と全く関係のないこの世界のことを、“私の声で皆さんに伝えなきゃ”とすごく考えたので、同じナレーションでも全然違いますね」と、それぞれのスタンスを明かしてくれた。

●尾野真千子1981年生まれ、奈良県出身。97年に映画『萌の朱雀』で主演デビューし、『火の魚』『Mother』『名前をなくした女神』『カーネーション』『最高の離婚』『僕の手を売ります』などのドラマ、『クライマーズ・ハイ』『そして父になる』『茜色に焼かれる』などの映画に出演する。現在放送中のNHK連続テレビ小説『虎に翼』で語りを担当し、2024年には映画『DitO』が公開予定。
(中島優)



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