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伊藤園、新橋に「お~いお茶ミュージアム」をグランドオープン - 豪華ゲストを迎えてテープカットを実施

マイナビニュース / 2024年5月2日 13時57分

画像提供:マイナビニュース

伊藤園は、お茶の未来を共創する拠点となる複合型博物館を、八十八夜の5月1日に東京都港区の旧新橋停車場に開設。開設当日に、そのグランドオープンを記念したオープニングセレモニーを実施した。

○お茶の文化と「お~いお茶」、ふたつの博物館

本博物館は、喫茶習慣の変遷をテーマに「お茶の文化創造博物館」と「お~いお茶ミュージアム」の二つの博物館で構成される国内でも珍しい複合型の博物館。「お茶の文化創造博物館」は、お茶の歴史をたどり、製法や飲み方の変化、自然と誕生した喫茶習慣について考えるための博物館で、お茶を通じて日本文化を継承する役割を担う。一方、「お~いお茶ミュージアム」は、生活に寄り添い続けてきた「お~いお茶」に焦点をあて、これまでのあゆみや未来への取組みを伝えるミュージアムとなっている。

オープニングセレモニーに先立ち、伊藤園 代表取締役社長の本庄大介氏が登壇。日本の鉄道発祥の地である新橋に「お茶の文化創造博物館」および「お~いお茶ミュージアム」を開設できることに感謝の意を述べつつ、「この場所に恥じない、立派な博物館、ミュージアムの運営を行ってまいります」との意気込みを明かした。そして、伊藤園創業60周年および「お~いお茶」発売35周年の節目にあたることから、「目一杯、社員一同、全員で頑張ってまいりたい」とし、挨拶を締めくくった。

「港区にまた素晴らしい魅力的な施設が誕生しました」と話す港区長の武井雅昭氏は、「鉄道発祥の地である港区にとっても大変重要な場所」である旧新橋停車場について紹介。そして、高輪で発掘された「高輪築堤跡」とあわせて国の史跡として追加されたことに触れつつ「鉄道の歴史は大変重要であり、今の港区を語るうえで欠かせないものです。高輪築堤跡の出土品には土瓶もあり、鉄道とお茶は今も昔も大変親和性が強いもの」との認識を新たにした。さらに、国際理解教育を進めるにあたり、歴史や文化、風習をお互いに知り合うことは大事であり、自分の暮らす国の歴史や文化、暮らし方を正しく伝えることが重要との見解を示した武井氏は、「お茶の文化は日本人にとってなくてはならないものであり、それを学ぶことによって、より自分の国の理解が深まる」との期待を寄せた。

「鉄道とお茶は、旅のお供ということで機縁がある」と話す東日本旅客鉄道 代表取締役社長の喜勢陽一氏。もともと家庭内で嗜まれていた嗜好品であるお茶が、外出時のお供になったのは、鉄道の開業と同時期だという。「私どもの始まりの地と、伊藤園さんのミュージアムがこの地で共創できることは、非常に意義の深いものであり、この施設が日本の伝統文化をしっかりと後世に継承していくとともに、海外のお客様にも日本の文化を体感し、味わっていただける施設になるよう共創していきたい」との展望を明かした。

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