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ホンダ「ヴェゼル」の新モデル「HuNT」は大谷選手とバモスがヒント?

マイナビニュース / 2024年5月7日 11時30分

画像提供:マイナビニュース

ホンダは小型SUV「ヴェゼル」のマイナーチェンジを実施し、新たなパッケージ「HuNT」(ハント)を追加した。都会的なイメージのヴェゼルに加わったアウトドア派の異色モデルはどんな経緯で誕生したのか。ホンダの岩崎麻里子デザイナーに話を聞いてきた。

インテリアの多色使いが新鮮!

HuNTパッケージは都会的なイメージがあるヴェゼルのラインアップの中にあって、ちょっと“飛び道具”的なバリエーションとして登場した。ネーミングには、都会と自然を自由に行き来するようにさまざまなフィールドへ気軽に繰り出していきながら、自分らしい生活を自ら「獲得」(=ハント)していきたいとのメッセージを込めたという。このクルマのCMF(カラー、マテリアル、フィニッシュ)を担当したのは、本田技術研究所デザインセンターの岩崎麻里子さんだ。

――HuNTパッケージの“推し”ポイントを教えてください。

岩崎さん:自分でもよく企画が通ったと思っているのですが、まずはインテリアのマルチカラーコーディネートです。カーキ、ネイビー、グレージュ、オレンジといった多彩な色を使っています。明度や彩度には統一感を持たせてあるので、乗り込むと落ち着きが感じられる組み合わせになっています。

――これだけの色使いをしたシートは珍しいですね。

岩崎さん:多くの色を使うことが目的だったわけではないんですけど、やっぱりドアを開けた瞬間にワクワクしたり、驚きがあったりみたいなところを目指してやり切りました。この子(HuNTパッケージのこと)にしかないポイントを作りたいなと思って、こうした多色使いにチャレンジさせてもらえましたし、いい感じにまとまったと思っています。コロナ禍での開発だったのですが、開発チームの中では割とみんなが面白がってくれて、味方がついて、すごくスムーズに進んでいきました。

実は、色についてリサーチしているときに、たまたまMLBの大谷選手が着用している某メーカーのマルチカラーのシューズの画像を見つけました。ノーマルのシューズは機能重視で、カラーはちょっと地味目のものが多いんですが、多色使いをすることでいろいろなストーリーが浮かんできて、ちょっと魅力を感じて惹きつけられるんです。とてもヒントになりました。そういうシューズを履くとデニムでもベージュでも合わせやすくて、意外とコーディネートの幅も広く、アウトドアファッションを取り入れるというハントパッケージの商品説明にもマッチして企画にまとまりができました。

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