Xのブロック仕様変更。自分宛てのリプライが見え、“公開ポストは閲覧可能に”
マイナビニュース / 2024年5月4日 8時50分
X(旧Twitter)は現地時間5月3日、ブロック機能の仕様を一部変更したことを同社のEngineeringアカウント(@XEng)の投稿で明らかにした。Xのオーナーであるイーロン・マスク氏はさらに、「ブロックされたユーザーは公開ポストが閲覧できるようになる」と追加の仕様変更も示唆している。
We are making changes to how block works. If a user who has blocked you replies to one of your posts, you will now be able to see their reply. This change enables you to identify and report any potential bad content that you previously could not view, safeguarding both your…— Engineering (@XEng) May 2, 2024
Xのブロック機能は、特定のアカウントを相互にフォローできなくしたり、返信や一部の通知がブロックした側に届かないようにするもの。今回の仕様変更により、ブロックしたユーザーからブロックされたユーザーの投稿(ポスト)に対して返信(リプライ)した場合、ブロックされた側はその返信を見られるようになる。
つまり、従来は自分(A)がブロックした相手(B)にリプライを送っても相手側(B)には見えていなかったのが、今後はその相手側(B)にも自分(A)のリプライが明示的に表示されることになる。
Xではこの変更により、「これまでは見ることができなかった潜在的に不適切なコンテンツを特定して報告できるようになり、アカウントとプラットフォーム全体の整合性が保護される」と説明。
また、この取り組みは「ブロック機能を公共の町の広場としての原則に合わせる継続的な取り組みの一環」であり、「Xの目標は、投稿の公開性を維持しながら、ユーザーが自分の体験をコントロールできるようにすることだ」とコメントしている。
Xのブロック機能の仕様変更に関連し、Xのオーナーであるイーロン・マスク氏は、「ブロックにもう1つの変更が加わり、ブロックされたユーザーは公開ポストが閲覧できるようになる」とユーザーに対する返信の中で明らかにした。現時点でこの機能が導入されているのか、採用時期がいつになるかといった詳細は明らかになっていない。
なお、同氏はブロック機能について「意味がない」、「(ダイレクトメッセージを除いてブロック機能を)削除する予定だ」、「ミュート(機能)がある」と過去に発言したことがある。
(庄司亮一)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
Xのエンジニア、「いいね」タブを全ユーザーで非表示にするとポスト
ITmedia NEWS / 2024年5月23日 10時32分
-
無断転載被害を申し立てたら「転載側から」まさかの苦情 怒り心頭の投稿者に話をきいた
おたくま経済新聞 / 2024年5月9日 13時0分
-
Xのブロック機能変更 ブロックされた相手からリプライされるとリプライを見られるように
ねとらぼ / 2024年5月5日 11時10分
-
XにAIの「Grok」が編集するトレンドまとめ「Stories」 プレミアム向け新機能
ITmedia NEWS / 2024年5月4日 10時56分
-
Xの生成AI「Grok」で話題を要約、「Stories on X」提供開始
マイナビニュース / 2024年5月4日 9時45分
ランキング
-
1Microsoft Copilot+ PC向け新機能「Recall」、「悪夢のようなリスク」と非難も
マイナビニュース / 2024年5月22日 19時9分
-
2『ポケモンGO』“激レア色違い”と“最強ウルトラビースト”が初登場!「ウルトラスペースワンダー」重要ポイントまとめ
インサイド / 2024年5月23日 0時0分
-
3ニコニコ、使えるクレカがJCBのみに ダイナースクラブでの有料会員支払いを一時停止へ
ITmedia NEWS / 2024年5月22日 16時17分
-
4マルウェア最新動向、Windows標的としたPython悪用と狙われる自動車に注意
マイナビニュース / 2024年5月23日 8時55分
-
5スマホ新製品ラッシュの中、ひっそり登場のモトローラ「motorola edge 40 neo」がマジでよくない?
ASCII.jp / 2024年5月22日 12時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください