iPadでAI! 画像の自動生成は「Adobe Firefly」が超おすすめ - iPadパソコン化講座
マイナビニュース / 2024年5月10日 11時15分
iPadで書類作成やデザインを行うときは、さまざまな画像を利用するでしょう。自分でグラフィックやイラストが作れるならいいのですが、そうでない場合は写真を撮影したり、デザイナーやイラストレーターに頼んだり、ストックフォトサービスを利用したりと、時間や手間、コストがかかることも。そこでぜひ利用したいのが、テキストからAIが画像を自動生成してくれる「画像生成AI」です。中でもAdobeの「Adobe Firefly」は、iPadユーザにもおすすめです。
○Adobe Fireflyの特徴
Adobe Firefly(以下、Firefly)は、PhotoshopやIllustratorなどでお馴染みのAdobeが提供する画像生成AIです。単体のWebアプリケーションとして提供されており、ほかの生成AI同様に「プロンプト」(AIに与える説明)をテキスト入力することで、AIによる画像の生成や編集を行えます。
代表的な生成AIとして知られる「Midjourney」や「Stable Difussion」は目的の画像を得るためにプロンプトを細かく調整しなければならないこともありますが、Fireflyでは写真の構図やスタイルなどを選択形式で設定でき、自分の思い通りの画像を作成しやすいのがメリット。日本語でのプロンプトに対応し、ユーザインターフェイスが使いやすく、無料プランで始めることができます。
また、Fireflyのもう1つの特徴と言えるのが、AIの学習データにAdobe Stockなどの使用許諾を受けたコンテンツおよび著作権の切れた一般コンテンツが使用されている点です。一部の画像生成AIの中には学習データとして著作権保護された画像が利用される場合があるため著作権侵害の問題が不安視されますが、Fireflyは権利関係で問題のない学習データを利用しているため安心して利用できるのです(商用利用も可)。
さらに、FireflyはPhotoshop、Illustrator、ExpressなどのAdobe製品にも組み込まれており、それぞれのアプリ上で利用することも可能。普段からAdobe製品を使っている場合は、一番に使いこなしたい画像生成AIと言えるでしょう。
○iPadで利用するには?
iPadでFireflyを利用するには、まずは無料プランを試すのが良いでしょう。Fireflyの公式ページにアクセスして、Adobeアカウントでログインすればすぐに使い始めることができます。無料プランでは、毎月25の生成クレジットが利用可能です。
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