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わたしの金言・名言 ~芸能界と心の支え~ 第21回 豊田裕大、先輩俳優から学んだ芝居への思い「自分が楽しんでやることが一番」

マイナビニュース / 2024年5月7日 15時0分

画像提供:マイナビニュース

多くの人の支持を集めることが人気のバロメーターである一方、常に評価の目にさらされる宿命にあるのが著名人たち。それぞれの職業観の中で、どのような言葉を支えにして苦境を切り抜けているのか。連載「わたしの金言・名言」は、著名人たちが心の拠り所としている言葉を聞く。

第21回は、吉田鋼太郎が手掛ける「彩の国シェイクスピア・シリーズ2nd」の第1作『ハムレット』(5月7日~埼玉・宮城・愛知・福岡・大阪)で初舞台を踏む、俳優の豊田裕大が登場。先輩俳優・役所広司の言葉、そして仕事をするうえで大切にしていることとは。

○■豊田裕大、心に残る役所広司の言葉明かす

役所広司さんとお食事をさせていただいたとき、役所さんが「テストの段階で心が動いたなら、本番で心が動かなくてもそれでいいんだよ」と言っていたことが心に残っています。どうしても映像作品のお芝居って、凝り固まってしまうことがあるんです。監督がいて、スタッフさんがたくさんいて、カメラがあってという環境で、何回も同じシーンを撮影して、そのたびに自分の感情を作って役として見せられるものにしなきゃいけない。何回やっても緊張するし、何回やっても不安になるけど、それでもやるのが俳優という仕事。だから、テストより本番を一番いいものにしたいと思い詰めすぎずに、自分が楽しんでやることが一番だと、役所さんから学びました。

僕も、このお仕事をするうえで「楽しむ」ことをすごく大切にしています。努力することも、誠心誠意、一生懸命取り組むことも大事だと思うのですが、何をやるにしても、まずは楽しみたい。完璧主義な一面があって、考え込んでしまうこともあるのですが、あまり悩みすぎず、ライトに捉えて楽しめたらと思っています。でも、楽しむためには準備も必要なので、しっかり準備をして現場に臨むことも大事にしています。

■豊田裕大
1999年4月10日生まれ、神奈川県出身。2019年、第34回メンズノンノ専属モデルオーディションで「ラボ シリーズ賞」を受賞し、専属モデルとしてデビューを果たす。2021年、ドラマ『じゃない方の彼女』(テレビ東京)で俳優業もスタートさせ、昨今はドラマ・映画『推しが武道館いってくれたら死ぬ』、ドラマ『沼る。港区女子高生』、『それってパクリじゃないですか?』、『夫婦の秘密』、『高額当選しちゃいました』、映画『銀河鉄道の父』、『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』、『法廷遊戯』に出演。2024年5月から上演される「彩の国さいたま芸術劇場開館30周年記念 彩の国シェイクスピア・シリーズ2nd Vol.1『ハムレット』」で舞台デビューを果たす。 (5月7~26日 埼玉・彩の国さいたま芸術劇場 大ホール、6月1~2日 宮城・仙台銀行ホール イズミティ21 大ホール、6月8日~9日 愛知・愛知県芸術劇場 大ホール、6月15~16日 福岡・J:COM北九州芸術劇場 大ホール、6月20日~23日 大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ。チケット発売中)
(八木ひろか)

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