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ひょっこりはん、俳優業にやりがい ブレイク時と低迷期の苦悩乗り越え「強くなった」 父親になってからの変化も語る

マイナビニュース / 2024年5月8日 11時0分

画像提供:マイナビニュース

●舞台『ハリポタ』ロン役合格に喜び「自信になった」
リズムに合わせて“ひょっこり”顔を出す芸で2018年にブレイクし、近年は俳優として舞台やドラマにも挑戦しているお笑い芸人・ひょっこりはん。現在、東京・TBS赤坂ACTシアターで上演されている舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』でロン・ウィーズリー役の新キャストに抜てきされ、7月から出演する。活躍の幅を広げているひょっこりはんにインタビューし、2018年のブレイクからこれまでの道のり、そして父親になってからの変化や今後の抱負など話を聞いた。

近年は、劇場や営業という芸人の活動をメインに、俳優の仕事も増えてきているひょっこりはん。作品を重ねる中で俳優業のやりがいを感じているという。

「ひょっこりはんとして芸人をしているので、別のことが芸人としてはなかなかできませんが、役をもらえば全く別のことができるので、いつもとは違う一面が出せるのはすごくやりがいがあります。人が書いた台本で演じるというのも新鮮で、また違った面白さがあります」

自分とは違う人物を演じることで表現の幅が広がっていくことも期待している。

「ひょっこりはんではない人物になりきる中で、自分の中になかった動きや表情が出ていると思うので、そういうのが普段の芸にもきっと活きてくるのではないかなと感じています」

俳優業への意欲が高まっている中で、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』のオーディションの話を聞いて挑戦を決意。見事ロン役をつかんだ。

「うれしかったですがドッキリだと思いました(笑)。正式に発表されるまでの期間も長かったですし、発表された時は安心しました。オーディションは審査員が全員外国人で、僕のことを知らない状態で受かったというのは自信になりました」

ロンを演じ切った時に、自分がどう成長しているか楽しみだと語る。

「まだ全然役者のこともよくわからず手探りでやっている状態なので、海外の演出家の指導も受けて役者としてレベルが上がっていたらいいなと。どうなっているのか自分でも楽しみです」

お笑いを軸に、今後も積極的に俳優業に挑戦していきたいと考えている。

「演技を見てくれた人がひょっこりはんの芸を見たら、普段はこんなことやっているんだという面白さがあると思いますし、逆に芸人で知ってくれている人は、お芝居でこんなことをするんだと思ってもらえる。2つの顔があるのが面白いと思うので、お笑いを軸に両方やっていきたいです」

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