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ヤマハPAS、人間工学に基づいた「新型サドル」のこだわりとは? - 座りやすいサドルってどんなサドル?

マイナビニュース / 2024年5月31日 12時48分

画像提供:マイナビニュース

自転車を選ぶとき、何を重視しますか? デザイン、価格、電動アシスト自転車ならばバッテリーの持ち具合や重量を気にする方もいるかもしれません。

ヤマハ発動機が3月に発売した電動アシスト自転車「PAS With SP」2024年モデルで刷新したポイントのひとつが、「サドル」です。

実はこの「サドル」、なんと日本人の97.5%の体型をカバーする設計で、こだわりが詰まっているそう。ヤマハ発動機で電動アシスト自転車の企画・開発に携わる担当者に話を伺いました。

○「プレミアムサドル」の特長は?

今回お話を伺ったのは、ヤマハ発動機 SPV事業部 商品企画グループの久保田唯さんと、SPV事業部 車両設計3Gの芳賀健太さん。

久保田さんはヤマハ発動機の電動アシスト自転車のなかでも、いわゆる"ママチャリ"と呼ばれる「軽快車」の商品企画を担当。ベーシックモデルの「PAS With」「PAS With DX」を手掛けてきたそう。芳賀さんは「PAS With」やエントリーモデル「PAS Cheer」の設計を担当、現在はマウンテンバイク系e-Bikeの開発に携わっています。

「PAS With SP(パス ウィズ スーパー)」は、シリーズ最高のアシストレベルや長距離を走れるバッテリーを搭載した「PAS」シリーズのプレミアムモデル。女性ユーザーが多い「PAS With」シリーズのなかでも50代以上のユーザーが多い傾向にあるモデルで、男性ユーザーの割合も高い製品です。

このハイスペックモデルに採用されたサドルが、人間工学に基づいて開発された新型の「プレミアムサドル」です。

――2024年モデルで新たに開発された「プレミアムサドル」、どのようなサドルなのでしょうか。

芳賀さん:「プレミアムサドル」は、人間工学に基づいて開発した長時間乗っても疲れにくいサドルです。日本人の骨盤の形状や広さなどのデータをもとに、97.5%の体型をカバーできる設計を行いました。

日本人の体型データ(※)を調べると、骨盤が寝たような形状の体型を持つ方が多いんです。骨盤に当たって感じるお尻を突き上げるような痛さや振動を抑えるため、サドルの上面は丸みを押さえてフラットに、またサドルにかかる圧力を計測してウレタンを20%増量することで、振動が体に伝わりづらい仕様にしました。振動が減ると疲れづらくなるんです。

※引用データ:産業技術総合研究所 AIST人体寸法データベース 1991-92

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