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20代から高めておきたい投資・資産運用の目利き力 第109回 Web3(暗号資産、NFT、ブロックチェーン技術、メタバース)の基礎知識と投資意義#8

マイナビニュース / 2024年6月7日 9時5分

画像提供:マイナビニュース

「人生100年時代」と言われる現代。20代でも早いうちから資産形成を進めることが求められています。一方で、どのように投資・資産運用の目利き力を磨いていけばいいのか、悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

この連載では、20代の頃から仮想通貨や海外不動産などに投資をし、現在はインドネシアのバリ島でデベロッパー事業を、日本では経営戦略・戦術に関するアドバイザーも行っている中島宏明氏が、投資・資産運用にまつわる知識や実体験、ノウハウ、業界で面白い取り組みをしている人をご紹介します。

今回のテーマは、「Web3(暗号資産、NFT、ブロックチェーン技術、メタバース)の基礎知識と投資意義」。連載内シリーズとして、何回かに渡って紹介します。

○今さら聞けないNFTとは

NFTとは、Non Fungible Token(ノン・ファンジブル・トークン)の略で、日本語では代替不可トークン、非代替性トークンと訳されます。代わりがきかないトークンなので「世界に1つだけのトークン」と覚えておけば良いでしょう。

トークンとは、「他の価値と交換できるもの」のことです。例えば、アマゾンポイントやビックカメラのポイント、楽天ポイント、ケーキ屋さんやパン屋さんのポイントカード、商品券などもトークンですし、私たちが毎日のように使っている日本円などのお金(法定通貨)もトークン、ビットコインやイーサリアムなどの暗号資産もトークンです。私たちは日常生活や商取引等の中で日々トークンを媒介して、他の価値と交換しています。

NFTやビットコインなどのベースとなっているのがブロックチェーンであり、ブロックチェーンは「分散型台帳(公開台帳)」と呼ばれる技術です。ブロックチェーンの誕生によって、オンライン上で価値あるものの取引ができるようになりました。ブロックチェーンの特徴は、「トラストレス(信用保証作業が不要)」「改ざんが困難であること」「二重取引が不可」「障害に強い分散型」などです。

ブロックチェーンは、ビットコインによってもたらされた技術であり、暗号資産以外にも、土地の登記、証券、個人認証(ID管理)、デジタルコンテンツ管理など、さまざまな領域で活用が進んでいます。

なお、NFTと関連した言葉に「RWA(リアルワールドアセット)」があります。RWAについては、本連載93回目のRWA×NFTがもたらすWeb3時代の価値観-フィンテック養成勉強会#34レポートをご覧ください。
○NFTはゲームから始まった?

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