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Redmi Note 13 Pro+ 5G レビュー - シャオミのミッドレンジ機のパフォーマンスと2億画素カメラを試す

マイナビニュース / 2024年6月4日 22時13分

コスパに優れたSoC性能

パフォーマンスを確認するためにベンチマークテストも実施してみました。

グラフィックス性能をテストする3DmarkはWild Lifeテストが4,343、CPU性能を測定するGeekBenchはシングルコアが1,117、マルチコアが2,663などという結果でした。本機は前述のとおりMediaTek製のSoCですが、Snapdragon 8 Gen 2やSnapdragon 7 Gen 1を搭載した機種とも比較してみました。

Dimensity 7200-UltraはSnapdragon 7 Gen 1に比べてGPU性能が高く、3Dmarkを見る限り、下位テストのWild Lifeでは上限に近づいており、上位テストのWild Life Extremeには少し弱い、というぐらいのパフォーマンスのようです。

実利用においてはほとんど問題を感じるスペックではありませんが、GPU性能が向上したことからゲームパフォーマンスは高く、公式にはAI性能も強化していると思われます。

そのため、昨今のトレンドにあわせたパフォーマンスを発揮できるスマートフォンと考えられ、幅広いニーズに応えられるでしょう。実際、ゲームをプレイしてみても快適に動作していました。

また、ゲーム用に「Game Turbo」アプリを搭載。ゲームを登録すると、GPUなどの性能をカスタマイズすることができて、より重量級のゲームも快適に動作する可能性があります。

安定して使える2億画素のカメラ機能

背面には3つのカメラを搭載。カメラ周辺が盛り上がらず、レンズだけが出っ張ったスタイルとなります。

カメラは2億画素のメインカメラ、800万画素の超広角カメラ、200万画素のマクロカメラを装備。メインは16個のピクセルを1つのピクセルとして扱って画質を向上させる16-in-1ピクセルビニングをサポート。光学式手ブレ補正(OIS)と電子式手ブレ補正(EIS)を組み合わせて手ブレ補正を強化しているそうです。

メインカメラのセンサーサイズは1/1.4型。レンズは35mm判換算時の焦点距離23mm、F値F1.65で、7枚構成のレンズを採用。800万画素の超広角カメラは同16mm、F2.2。マクロモードは200万画素なので画質面ではたいしたことはないのですが、レンズ前2~3cmほどまで近寄れます。

メインカメラの2億画素というのがポイントです。ピクセルビニングによって大きなセンサーサイズになるので、画質面で有利になります。HDRと組み合わせることで、広いダイナミックレンジで見た目以上の写真が撮れるようになります。

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