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Redmi Note 13 Pro+ 5G レビュー - シャオミのミッドレンジ機のパフォーマンスと2億画素カメラを試す

マイナビニュース / 2024年6月4日 22時13分

シャープネスは強めではっきりとした描写。リアルな描写で、通常のシーンでは写りは良好です。日中の屋外だと強力なHDRとくっきりした色味で見栄えがよく、夜景や屋内描写も安定して破綻はあまりありません。

ただし、上位モデルに比べると細部の描写や色再現などで差はあるようです。スマホカメラとしては悪いわけではないですが、このあたりはハイエンドモデル、特に20万円を超える「Xiaomi 14 Ultra」のようなカメラとは差を感じるところです。

カメラの機能としては、通常の写真/ビデオ/ポートレート/夜景/200MP/ドキュメント/プロ/パノラマ/ショートフィルム/スローモーション/タイムラプス/長時間露光と様々な機能が搭載されています。

200MPは、2億画素のメインカメラのデータをそのまま出力する機能です。ただ、極小のピクセルサイズになるため、画質はかなり低下します。加えて、レンズ自体が2億画素を描写するだけの能力がないため、あまり意味のあるモードだとはいえません。

カメラはメインと超広角、マクロしかないため、望遠はすべてデジタルズームになります。UI上は2倍/4倍のズームはワンタッチで切り替えられるようになっていて、2億画素を生かしたインセンサーズーム技術によるロスレスズームとされています。

ズームの詳細は不明ですが、2倍時は中央切り抜きしつつピクセルビニングをして、4倍時は2億画素から中央切り抜きしているのではないかと想像しています。こう考えるのは、少なくとも4倍ズーム時と2億画素時でおおむね同等の画質になっていたからです。2倍時はそれよりも高画質であることから、ピクセルビニングを使っている考えられます。

結果として、4倍ズームでの画質は「それなり」です。2倍ズームは十分高画質です。等倍表示をしなければ4倍ズームも実用的ですが、2倍と差があることは確かです。

撮影後のギャラリーアプリには面白い機能があり、通常の画像補正に加えて、「フィルター」として、「600F」「P100F」「V-250」などのフィルム調のフィルターを搭載しています。カメラのフィルムと思われる名前もあるので、その辺りの雰囲気を狙っているようです。「アートフレーム」機能と組み合わせると、さらにレトロ調の雰囲気のある作品として見栄えのする写真になります。

「消しゴム」機能は、最近はやりの画像内の一部をなるべく自然な形で消去してくれる機能。「オブジェクト」では消したい部分を指でざっくり囲むと、自動でオブジェクトを選択して消去。「人を消す」「食べ物の影を消す」は、自動で写真内を解析して削除してくれます。

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