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"歯かせ"に聞く「正しい歯の磨き方」- 歯磨きは長時間ほどいい? すすぎは何回? 歯周病を放置するとどうなる?

マイナビニュース / 2024年6月17日 14時30分

━━歯と歯の間をケアするには、フロスが最適ですか。

以前弊社の「おくちカレッジ」で実施した調査で、歯科医師・歯科衛生士の方126名に「歯ブラシの次に、ぜひ使ってほしい清掃道具は? 」と質問したところ、1位は「フロス」で55.2%、2位は「歯間ブラシ」で35.2%、3位は「洗口液」で7.2%という結果になりました。

フロスと歯間ブラシは"歯の間の汚れを取る"という目的は同じですが、フロスは歯と歯の間が狭い方でもお使いいただけます。歯ぐきが比較的健康な方は歯間ブラシが通りにくいと思いますので、そういった意味でもフロスは歯間の汚れを取るのに最も役立ちますね。
■歯周病は全身疾患とも関わりが深いのでケアを怠らずに

━━最後に、むし歯や歯周病、歯周病が影響する疾患について教えてください。

歯周病菌は、糖尿病、肺炎、認知症といった全身の疾患と非常に関わりがあることが知られています。

口の中の歯周病菌は、歯ぐきの毛細血管から入り全身をめぐり、悪さをします。また、歯周病菌の出した毒素が全身に回り、たどり着いたところで悪さをすることがあります。妊娠中の女性の場合、それによって早産のリスクが高まる恐れもあるんです。

30代の2人に1人は歯周病の初期症状があるとも言われるほど、私たちにとって歯周病は身近な存在です。歯周病を放っておくと、歯や歯ぐきだけでなく全身も悪くなっている可能性があること、そして、「お口が健康の一丁目一番地」ということをもっと多くの人に知っていただきたいです。

武藤貴子 ファイナンシャル・プランナー(AFP)、ネット起業コンサルタント 会社員時代、お金の知識の必要性を感じ、AFP(日本FP協会認定)資格を取得。二足のわらじでファイナンシャル・プランナーとしてセミナーやマネーコラムの執筆を展開。独立後はネット起業のコンサルティングを行うとともに、執筆や個人マネー相談を中心に活動中 この著者の記事一覧はこちら
(武藤貴子)



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