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紫外線対策としての「サングラスの選び方」をZoffに聞いた - 色の濃いレンズがいい? 同じサングラスを何年も使い続けて問題ない?

マイナビニュース / 2024年6月11日 16時45分

たとえば、紫外線カット効果のある黄色いレンズやピンク色のレンズのサングラスなら、曇り空で外が暗い時でも、周りを明るく見せてくれて同時に紫外線もカットしてくれますよ。

━━大人と同様、子どもも目の日焼けには対策が必要ですよね。

野澤さん: はい、子どもの紫外線対策もとても大切です。WHOなどの公的機関からは、「生涯で受ける紫外線量の大半が、18歳までに浴びたものである」と指摘されているくらいですので。子どもは外で遊ぶ時間が多いですが、小さい頃からサングラスなどで紫外線対策をしておくと、目の病気のリスクを減らすことができます。

ちなみにZoffでは、子ども用メガネフレームにUVカットのカラーレンズなどを組み合わせる形で、子ども用サングラスを販売しています。

野澤さん: 他には、帽子もおすすめです。つばがある程度広い帽子であれば、3〜5割くらいの紫外線が防げますので、外遊びをする時は帽子が有効ですね。

紫外線は、皮膚から浴びる分には骨の成長などに必要な部分もありますが、目から浴びる紫外線には特にメリットがないと言われています。そういった意味で、外遊びは子どもにとって必要ですが、「目から入る紫外線への対策」は、早いうちからしておいていいと思います。
■紫外線を防ぐには、大きめで顔のカーブにフィットしたサングラスが適切

━━サングラスを着用することで、どのくらい紫外線をカットできるのでしょうか。

野澤さん: たとえば、レンズのUVカット率が99.999%や100%のものなら、正面からの紫外線はほぼ防げます。

あとは、紫外線はサングラスの隙間からも入ってきますので、しっかり目を覆う大きいサングラスならより紫外線を防げますね。

また、レンズの裏側を反射して紫外線が目に入る場合もあるんです。それに対しては、「裏面UV反射防止コート」というコートが付いているレンズもあるので、そういったものであればより目に紫外線を浴びるのを防げます。

ちなみに、通常のメガネでもある程度の紫外線をカットしてくれるものもありますので、その場合は、メガネをかけることで一定の紫外線を防止する対策にはなると思います。Zoffの場合、通常のメガネでも94%以上紫外線をカットするレンズになっています。

━━紫外線対策を目的とする時、サングラスのレンズカラー、レンズ機能、形状などはどのようなものを選べばいいですか。

野澤さん: 先ほど、「しっかり目を覆うものがいい」という話があったように、サングラスの形状は、レンズの面積が広くて、かつ顔のカーブの形にフィットしているフレームが紫外線対策には適しています。また、レンズ機能としては、これも先ほど出てきた「裏面UV反射防止コート」が付いているレンズが最適です。

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