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「Adobe Lightroom」の生成AI機能はこう活用しよう! - アドビがセミナーを開催

マイナビニュース / 2024年6月14日 11時38分

画像提供:マイナビニュース

アドビは、2024年6月11日にアドビオフィスにて「Adobe Lightroom 生成AI削除機能の活用術 実践ワークショップ」を開催しました。

このワークショップは、写真編集・管理アプリ「Adobe Lightroom」で、2024年5月22日に発表された新機能「生成AI削除」を活用することを狙いとしています。この機能は画像生成AI「Adobe Firefly」を使うことで、写真から不要な箇所を削除し、その部分にマッチする画像を生成するもの。モバイル版/Web版/デスクトップ版/Lightroom Classicで利用できます。

さらに、「ぼかし(レンズ)」ツールの提供も開始しました。この機能は、ワンクリックでAIが被写体を検出し、それ以外の領域をぼかす機能です。ぼかしの形状やフォーカスする範囲も選択できます。

アドビ株式会社のマーケティングマネージャーを務める田中玲子氏は、「アドビの生成AIの特徴は商用利用でも安全な設計であること、またクリエイティブなアプリケーションのワークフローと親和性があることで好評をいただいている」と説明しました。また、画像の編集に関しても「モバイルで編集して、途中からデスクトップで細かい箇所を直すといったことも、クラウドで共有しているため簡単にできる」と便利さを強調しました。
○Lightroomのカメラ機能を使うための基礎知識を学ぶ

今回の「Adobe Lightroom 生成AI削除機能の活用術 実践ワークショップ」には、ライフスタイル/ファッション/インテリアなどについて発信しているLightroomアンバサダー10名が招かれ、スマホで撮影した写真をAdobe Lighroomを使って美しく仕上げる方法を学びました。講師をつとめる週末フォトグラファーのMizükiさんが撮影する際のポイントを説明し、Lightroomアンバサダーと撮影を行ったのち、その写真を使って写真編集のテクニックを解説しました。

はじめにMizükiさんは、Lightroomのカメラ機能を起動する方法を説明しました。スマホで撮影する際には標準カメラを使っている人が多いと思いますが、Lightroomのカメラ機能で撮影するとどんなメリットがあるのでしょうか。Mizükiさんは、「プロ」モードを使って細かく設定することがポイントだと言います。

「Lighroomのカメラでプロモードを使うと、撮影の設定をマニュアルでできます。例えば、暗い場所ではISO感度をあらかじめ低く設定できます。僕はスマホでの撮影ではオートにしていますが、カメラの場合は(ISO)100にして。影になっている部分をざらざらさせないように撮っています。また、シャッタースピードも大切です。動きのある人をピタッと止めて撮りたいときはシャッタースピードを1/800(秒)などにするといいです。逆にシャッタースピードをゆっくりにするとどんなことができるかというと、動いているものをぶれた状態で撮れるので、スマホの標準カメラの撮影とは異なる印象になります。例えば、滝を1/40(秒)で撮影すると、流れる水が白い糸のように撮影できます。」(Mizükiさん)

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