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この秋、Apple Watchは一層“ユーザー思い”に進化する! 「watchOS 11」新機能まとめ

マイナビニュース / 2024年6月19日 6時0分

「バイタル」は、watchOS 11に新設されるアプリ。1日単位で移り変わるApple Watchユーザーの健康を見守ってくれます。

ユーザーがウォッチを身に着けて眠っている間に計測した、心拍数/呼吸数/手首皮膚温/血中酸素レベル/睡眠時間を固定の項目として、健康指標を導き出します。バイタルの変遷は、ウォッチを身に着けて7日間続けて眠ることで、データが把握できるようになります。

ウォッチのバイタルアプリは、上下2つのセクションに分かれて表示されます。上側には5つの指標の変化、下側には健康データのサマリー評価が表示されます。5つの測定項目のなかから、2つ以上の項目が異常な値を測定した場合には通知も届きます。

5つの健康指標は、アップルのクリニカルチームが「人の健康状態を最もシンプルに、かつ正確に把握できる指標」として選ばれました。それぞれの変化を追いかけることで、ユーザーの健康指標を正確に把握できるそうです。

さらに、iOSのヘルスアプリから「バイタル」の項目を開くと、血圧に血糖値、月経、体温など、Apple Watchのセンサーだけでは計測できない情報を手入力で追加できます。あるいは、サードパーティーのBluetooth対応ヘルスケアデバイスが計測した値を入力して、より正確な健康指標の把握に役立てることもできます。

ヘルスケアアプリに蓄積される健康指標は、49日間の計測を続けるとさらに「バイタルのトレンド」として横串を刺した変遷の結果として見られるようになります。

「バイタル」アプリを上手に活用すれば、Apple Watchを心臓の健康チェック、睡眠履歴の把握、血中酸素レベルの測定など個別の用途に使っているユーザーが、それぞれの健康指標を束ねながら、自分の健康状態をより広い視野で見られるようになると思います。
トレーニングの効果を最大化。「やりすぎ」も防げる

iOS 18のフィットネスアプリには、新しく「トレーニングの負荷」というカテゴリが加わります。Apple Watchを身に着けて行うトレーニングの負荷が、ユーザーの健康増進・維持のため適した強さとタイミングで行われているかを知ることに役立ちます。

Apple Watchを身に着けてワークアウトを行ったあと、ユーザーは10段階の「エフォート評価」を入力します。28日間のワークアウトのデータが計測されると、ウォッチのアクティビティアプリからは直近7日間の負荷と、過去28日間のトレーニングの負荷を比較して見られるグラフが表示されます。

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