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この秋、Apple Watchは一層“ユーザー思い”に進化する! 「watchOS 11」新機能まとめ

マイナビニュース / 2024年6月19日 6時0分

負荷の内容は「かなり下」「下」「一定」「上」「かなり上」のいずれかに分類され、体への負担の大小を表しています。iPhoneのフィットネスアプリにも記録されるトレーニング負荷を見ながら、体の状態の変化をチェックしたり、反対にケガのリスクなど、現在のレベルのままトレーニングを続けた場合に、ユーザーの健康状態に起きる変化が把握できます。

新しく加わるバイタルアプリの値と関連性も見られます。例えば、ひと晩のバイタル計測値がトレーニング負荷とどう関わったかも、経過の中で把握することが可能です。

トレーニング負荷と健康状態のバランスに関連する解説は、フィットネスアプリから読むこともできます。欲を言えば、トレーニング負荷の変遷をフィットネスジムのコーチなどに相談できると、より効果的な健康増進・維持が図れそうです。筆者も毎日のワークアウトに役立てたいので、watchOS 11の登場後に、Today at Appleなどの機会にコーチングセッションが開催されることを期待したいです。
Apple Watchが自動翻訳機になる

先にiOSとiPadOSで登場した「翻訳」アプリがwatchOS 11にも登場します。

ウォッチに内蔵するマイクに話しかけて日本語から英語など20の言語に翻訳でき、翻訳されたテキストをスピーカーから音声にして出力することもできます。翻訳はウィジェットやコンプリケーションにもなっているので、文字盤に配置すると素速く呼び出せます。海外旅行に出かける時や、日本に訪れる外国人の方々とのコミュニケーションに、毎日身に着けているApple Watchがとても役立ちそうです。

watchOS 11も7月以降、「Apple Public Beta Program」でパブリックベータ版の提供が予定されています。ユーザー思いの先進的な機能をいち早く試せるのが楽しみです。

著者 : 山本敦 やまもとあつし ジャーナリスト兼ライター。オーディオ・ビジュアル専門誌のWeb編集・記者職を経てフリーに。独ベルリンで開催されるエレクトロニクスショー「IFA」を毎年取材してきたことから、特に欧州のスマート家電やIoT関連の最新事情に精通。オーディオ・ビジュアル分野にも造詣が深く、ハイレゾから音楽配信、4KやVODまで幅広くカバー。堪能な英語と仏語を生かし、国内から海外までイベントの取材、開発者へのインタビューを数多くこなす。 この著者の記事一覧はこちら
(山本敦)



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