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ミキ、『M-1』以上に欲しているもの「あれが取れたら真の漫才師」 “これまで”と“これから”語る

マイナビニュース / 2024年6月23日 10時0分

亜生:『M-1』を意識していたときは、お客さんの前で稽古を見せている感じでした。いかにうまいことをミスせず言うか。だから当時はガチガチでした。

――今年の『M-1』はどんな意識で迎えようと考えていますか?

昴生:全然考えてないです。前日ぐらいになって焦るんですけど、『M-1』のために調整するつもりはないです。自分たちらしい漫才をして、それがうまくハマったらいいなぐらいの気持ちで。

●『上方漫才大賞』は「僕らの中では『M-1』よりすごい」
――『M-1』挑戦は続けるも、あくまでも劇場を第一に考えて活動していくわけですね。

昴生:そうですね。昔からNGKで一番ウケる漫才師になりたいという思いがあり、そこを目指していきたいです。あと、『上方漫才大賞』を目標にしています。僕らの中では『M-1』よりすごいので。

亜生:『M-1』はその日の出来がいい人ですが、大賞は年間通して全部見ての評価なので。

昴生:『上方漫才大賞』は認めてもらったなという感じが本当にある。関西の人間やから小さい頃から見ていて、あれに選ばれたら真の漫才師やと思っていたから、あれは欲しい! そこを意識してもいいんやというところまで来ていること自体、誇らしいです。『上方漫才大賞』なんて夢のまた夢やと思っていたので。『上方漫才大賞』が取れたら人生最高ですね!

亜生:あれはもう漫才師です!

――『上方漫才大賞』を取った方で、特に憧れている人は?

昴生:中田カウス・ボタン師匠、オール阪神・巨人師匠、トミーズさんとか見ていましたが、僕らが一番お手本にしているのは、夢路いとし・喜味こいし師匠……いとし・こいし先生です。

亜生:先生って言うのやめてって言ってるやん(笑)。恥ずかしい。弟子にしてもらったわけでもないのに。

昴生:でも本当にいとし・こいし師匠を見て、面白くて衝撃を受けたので。そこを目指してやっていきたいという憧れがあります。

亜生:もっと近いところでいうとミルクボーイさんはマジですごいです。新ネタもいっぱいやっているし、ちゃんと漫才と向き合っていて。

昴生:ミルクボーイさんはほんまにすごい。真の漫才師です。中川家さん、やすとも(海原やすよ ともこ)さんももちろんそうですけど。同じ兄弟なのが嫌なくらい、あの2組は君臨している。どうにかしてあそこを蹴落とそうと牙をむいています(笑)。兄弟漫才師で比べられ、僕らはついていくだけですなんてスタンスでやっていたって一生勝てないので(笑)

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