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どれだけ知ってる? 教習所で教わらないバイクTips 第45回 意外と簡単? バイク乗りになるために必要なモノとコスト

マイナビニュース / 2024年6月25日 16時0分

画像提供:マイナビニュース

さっそうと風を切って走るバイクを見て『自分も乗ってみたい』と思う人も多いはず。しかし、バイク乗りになるには免許の取得やバイクの購入、さらに維持費も必要です。『かなりお金がかかりそう……』と諦めてしまう人もいるのではないでしょうか。

今回は、バイク乗りになるために必要なモノやコスト、さらに出費を抑える方法などを紹介します。あなたが想像しているよりもバイクは手軽に乗れるかもしれません。
■7種類のバイク免許と取得方法

二輪免許には「原付」「AT小型限定普通二輪」「小型限定普通二輪」「AT限定普通二輪」「普通二輪」「AT限定大型二輪」「大型二輪」の7つがあり、大型以下は16歳になれば取得できます。少しややこしいですが、小型は125ccまで、普通は400cc、大型は排気量の制限がありません。

「AT限定」はスクーターのようにギアチェンジのない車両に限られるので、本格的なバイクを楽しみたいなら「普通二輪(MT)」の取得がおすすめです。ちなみに「AT限定はペダルでギアチェンジをする「ホンダ・カブ」は乗れますが、人気のある古い「ベスパPX」などのハンドチェンジモデルはMT車になるので乗ることはできません。

免許の取得は指定の教習所に通うのが一般的ですが、通所以外にも10日ほどの合宿があり、シーズンオフはだいぶ安くなります。費用は取得する免許の種類や教習所によって差がありますが、自動車免許を持っていれば学科の大半や技能教習の一部が免除されるため、日数が短縮されて費用も2/3ほどに抑えられます。また、2018年の法改正によって「小型AT」なら最短2日で取得できるようになりました。

そのほかにも「小型」や「AT」といった限定条件を解除する「限定解除」があります。ほかの免許同様、教習所で数時限の技能教習と審査を行うのが一般的ですが、運転免許試験場の一発試験で取得するという方法もあります。一回で合格できれば5千円以下の費用で済みますが、決して簡単ではありません。

ちなみに試験場の一発試験で行う「限定解除」は、1975~1995年までは大型免許を取る唯一の方法でした。実は大型以外でも試験場で適性検査と学科・技能の試験に合格すれば教習所に通わなくても免許を取得できますが、まったくバイクに乗ったことがない人はまず無理でしょう。ただ、中には16歳で原付免許を取得して50ccのMTバイクに乗り始め、教習所には行かずに大型までステップアップした人もいます。

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