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iPadを買うならどれがおすすめ? iPadの賢い見極め方[チップ編] - iPadパソコン化講座

マイナビニュース / 2024年6月27日 11時45分

画像提供:マイナビニュース

iPadを購入するときには、誰もがモデル選びに頭を悩ませるでしょう。スタンダードのiPadを選んでも、Apple Pencilや専用キーボード、AppleCare+を含めれば10万円超え。また、最上位の13インチiPad Proともなれば本体だけで20万円オーバーになります。今のご時世、決して安い買い物ではありません。そこで、自分に最適なモデルがわからない!という人のために、iPadの機能・性能を左右する要素ごとに分けてiPadの見極め方をレクチャーしていきます。1回目のテーマは「チップ」についてです。
○iPadに搭載されているSoCとは?

ノートブックPCやデスクトップPC同様に、iPadを買うときに必ずチェックすべきポイントの1つが「チップ」です。ひと昔のコンピュータでは演算処理を行うCPUや画像処理を行うGPUが別々のチップで搭載されていましたが、現在のiPadではCPUやGPUなどのプロセッサやコントローラなどを1つに統合したチップ「システムオンチップ(SoC)」が搭載されています。このSoCの性能が高ければ高いほど、iPadがより素早くさまざまな処理をこなすことができます。

○最近はiPadでもMシリーズを搭載

iPadにはAppleが自社開発したSoCである「Appleシリコン」が搭載されており、世代ごとに名前が付けられています。現行のiPadシリーズでは、iPad Proは「M4チップ」、iPad Airは「M2チップ」、iPadは「A14 Bionicチップ」、iPad miniは「A15 Bionicチップ」です。

このうち「M」を冠したMシリーズはMacBookシリーズやMac miniにも搭載されるパソコン同様の処理性能を持ったチップであり、Mに続く数字が大きいものほど最新=高性能となっています。そのため、iPadを購入する際は、まずはMシリーズにするか、それ以前の世代のAシリーズにするかという見極めが大事になってきます。

○MシリーズとAシリーズの差は?

では、MシリーズとAシリーズではどれくらいの違いがあるのか。Appleによると、M4はM2と比べてCPU性能が1.5倍、レンダリング(GPU性能)が4倍、M2はA14 Bionicと比べて最大3倍高速なパフォーマンスを発揮します。

また、CPUやGPU性能と並んで近年重要なのがチップ内で機械学習関連の処理を行う「Neural Engine」ですが、M4では(A14やA15より3世代古い)A11 Bionicに搭載された初のNeural Engineに比べて60倍も高速とされます。スペック上ではM4もM2もA14もすべて「16コアのNeural Engine」とだけなっていますが、その性能には大きな違いがあるのです。

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