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脱「パワポっぽい」 Canvaでオシャレなプレゼンを 第20回 1つのスライドを複数人で共同編集する方法

マイナビニュース / 2024年6月27日 9時0分

これでコメントを書き込めるようになるが、残念ながら、下図のように「Canvaへのログインまたは会員登録を促す画面」が表示されてしまう。

というのも、コメントを書き込めるのは「Canvaに会員登録しているユーザーのみ」といる仕様になっているからだ。相手がCanvaのアカウントを持っていない場合は、新たに会員登録してもらう必要がある。

「便利なWebサービスだから、この機会に登録して……」と提案するのもよいが、それができるかどうかは相手との関係性次第。相手が会員登録してくれなかった場合は、コメント不可の状態になるため、「表示可」と同じファイル共有になってしまう。これでは「コメント可」に設定した意味がなくなってしまう。

よって、相手がCanvaを使っていないと思われる場合は、あらかじめスライドをPDFとしてダウンロードしておき、そのPDFを送った方がスムーズに事が運ぶと思われる。この場合、注釈機能を使ってPDFにコメントを残すことが可能となる。スライドをPDF形式でダウンロードする方法は第17回の連載で詳しく解説しているので、あわせて参照しておくとよいだろう。

話を元に戻して、「相手がCanvaユーザーであった場合」の例をみていこう。今度は、Webブラウザに「Firefox」を使用した例を紹介していく。

相手がCanvaにログインしている場合は、問題なくコメントを書き込むことが可能である。「吹き出し」アイコンをクリックすると、以下の図のような画面が表示されるので、コメントを自由に入力して、「コメント」ボタンをクリックすればよい。これでコメントの書き込みは完了となる。

もちろん、書き込まれたコメントは、自分(URLの送信者)のCanvaにも表示される仕組みになっている。コメントが書き込まれた後にスライドの編集画面を開くと、各スライドの右側にコメントが表示されているのを確認できるだろう。このコメントをクリックすると、その内容を画面に表示できる。

そのほか、コメントが書き込まれたことを「お知らせ」として通知する機能も備えられている。

この通知をクリックすると、そのスライドの編集画面が自動的に開き、コメントが書き込まれた箇所を即座に確認できるようになる。そのつどスライドの編集画面を開いてコメントの有無を確認しなくても、通知(お知らせ)を見るだけで「コメントが届いているか?」を確認することが可能だ。
「編集可」で共有した場合

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