1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

中学生に「理系の楽しみ」を知ってほしい! NTTグループ「チームSelf as We」が横須賀で体験イベントを実施

マイナビニュース / 2024年7月19日 10時0分

中学生ということで、プログラミングは体験済みという生徒も多く、最初こそ躓きがちではあったのもの、コツをつかんでしまうと、どんどん自分たちでプログラムを完成させていく。この世代の吸収力が非常に高いことに改めて感心させられた。

脳波コーナーでは、脳波を測定するヘッドセットを頭部に装着し、刺激に対する脳波を測定。画面に表示される映像や音から、その感じ方をマッピングして傾向を見るという体験が用意されていた。

担当スタッフから脳波測定時の注意事項を聞くと、しばらくして全員の脳波が安定してくる。そのタイミングで、次々と表示される食べ物を見るとその時感じた刺激を脳波として取得していく。

最終的にそれらを解析し、マッピングすることで、今回は類似性を感じるもの感じないものに分けられ、自身の反応をみていくといった内容になる。

これによって、人によって同じ食べ物でも感じ方が違うことや、自分ではそう思っていても本心では違うように感じていたといった傾向を知ることができる。思ったとおりだった、いや違った、知らなかったと、生徒たちは大いに盛り上がっていた。

筋電コーナーでおこなうのは実にシンプルなゲームだ。二人一組となり、片方は左右の動きを担当し、もう一方はジャンプを担当する。

一般的な入力デバイスなら、どんな中学生でも、あっという間にクリアしてしまうような内容だ。しかし今回は手首の筋肉の活動を計測し、「筋肉に力を入れる」「その力を抜く」といった筋肉の微弱な電力を使った入力によってこれらの操作をおこなうことになる。

入力装置を手首に巻き付け、いざゲームスタート。左右の動きが遅れることもあれば、ジャンプのタイミングや飛びあがる力の入れ具合がうまくいかず、最初はみんなが大苦戦。

しかし、さすがに飲み込みも早く、次第に独特の入力方法に慣れ、数分後には全員がクリアしていた。

この入力方法が確立されることで、四肢不自由者のeスポーツ参加が可能となる支援技術として応用できる。このことがスタッフより説明されると、生徒も保護者も目を輝かせていたのが印象的だった。

全員がすべての体験コーナーを終えたところで、今回のイベントは終了となった。相原氏による体験談や、最新技術の数々を体験できたことは、今回集まってくれた中学生たちにとって大きな糧となるだろう。

最後にチームSelf as Weのメンバーらに少しだけインタビューすることができたので紹介して記事を閉じたいと思う。
スペシャルインタビュー

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください