1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

SIMフリースマホ市場で3位まで躍進したモトローラ、新機種はソフトバンクの「神ジューデン」第4弾に

マイナビニュース / 2024年7月3日 22時27分

まず、やはり最大のアピールポイントは急速充電だ。125WのTurboPower充電器が付属し、1%から100%まで約19分で充電できる。発表会では新製品説明のパートが20分ほど取られていたのだが、実際にバッテリー残量1%の端末に充電ケーブルを繋いでから話し始め、発表を終えるまでに充電完了するというデモンストレーションが披露された。

カメラも強化されたポイントで、メインの5,000万画素カメラは光学式手ブレ補正(OIS)、PDAF、レーザーAFに対応。このほかに1,300万画素の超広角カメラ(マクロ兼用)と1,000万画素の3倍望遠カメラを備える。インカメラも5,000万画素でオートフォーカスに対応する。

ハードの性能向上だけでなく「moto ai」と呼ばれるオンデバイス処理のAI機能が導入されたことで、マルチ撮影による合成処理で白飛びや手ブレの改善、デジタルズームの画質向上を実現した。動画撮影時にズームをすると音声もそちらにフォーカスするという「AIオーディオズーム」や通常のカメラアプリ上で撮影してスムーズに書類を電子化できる「ドキュメントスキャン」、「ティルトシフトモード」「長時間露光モード」といった機能も加わる。

また、グローバルでの戦略としては、PANTONEやBOSEなど製品の価値を高める外部ブランドとのパートナーシップを強化する方針らしく、本機種にもその取り組みの成果が表れている。edge 40 fusionなどでは外装色にPANTONEカラーを採用するといった関係だったが、edge 50 proでは中身にもPANTONEのノウハウが注がれている。具体的にはカメラのカラーチューニングに関わっているほか、ディスプレイもPANTONEの基準を用いて肌色などの再現性を高めた。

moto aiという名称はカメラ機能に限らず独自のAI機能の総称として使っていく。他の機能の例としては、服の柄などをAIが分析して壁紙を生成する「Style Sync」などがある。

AI関連以外でも、興味深い独自機能は多い。「Moto Unplugged」はいわゆるデジタルデトックスができるモードで、わずらわしい通知をシャットアウトするだけでなくホーム画面まで専用のものに切り替わり、あらかじめ選択したアプリ以外は通知どころか開くこともできなくなる。

「Smart Connect」はPCとの連携機能で、スマートフォンに入っているアプリをPC上でウィンドウとして表示・操作できる……と、ここまではよくある機能のように思えたが、デモンストレーションを見てみたらPCへの画面共有がミラーリングではなく、出力中にスマホ側で別のことができる作りになっているのは便利そうだと感心した。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください