1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

恋愛にまつわる実際の殺人事件をモチーフにドラマ化…長江俊和監督が語る“リアル”な物語の魅力

マイナビニュース / 2024年7月5日 20時0分

画像提供:マイナビニュース

●題材は「本当に豊富にある」
俳優の野村周平と塩野瑛久がW主演するFODオリジナルドラマ『REAL 恋愛殺人捜査班』が、7月5日から配信されている。実際に起きた恋愛にまつわる殺人事件をモチーフに、“リアル”な恋愛ドロ沼劇をエンタテインメントたっぷりに描いた新感覚のミステリー作品だ。

総合演出を務めるのは、長江俊和監督。『奇跡体験!アンビリバボー』や『世界法廷ミステリー』などの情報バラエティのディレクターを務めるほか、カルト的人気を誇る『放送禁止』シリーズなどのフェイクドキュメンタリー、新感覚の“恐怖クイズ番組”『世界で一番怖い答え』の監修、直近では累計約25万部のヒットシリーズ『出版禁止』の最新作『出版禁止 ろろるの村滞在記』の執筆、そして今作の系譜と言っていい、実際の“愛憎劇”をドラマ化した『アイゾウ 警視庁・心理分析捜査班』の演出など、様々な分野で活躍するクリエイターだ。そんな長江監督に、このドラマの制作秘話や見どころを聞いた――。

○海外にも出していける作品に

今作は現実で実際に起こった恋愛にまつわる事件をモチーフにした作品で、これは同じく実在した世界の愛憎劇をドラマに仕立てた『アイゾウ 警視庁・心理分析捜査班』の系譜とも言っていい作品。制作の経緯について聞いてみると、長江監督は「去年の3月にも『アイゾウ』をやったんですが、そこからさらにパワーアップしたものをやりたい!というところから始まりました」と振り返る。

前作では警視正にストーカーをしていたという突飛なキャラクターの女性刑事が主人公だったが、今作で男性2人のバディものになっている点については、「プロデューサーのみんなと話をした時に、やっぱり“あぶ刑事”や“相棒”もそうですし、刑事ものの王道として男性2人のバディものをやりたいよねということで、今回の企画になっていきました」と明かす。

さらに、「今、こういった実話をモチーフにした犯罪ミステリーみたいなものが海外でもウケているという話があったので、海外にも出していける作品になるといいなということで、今回は配信での企画として成立していったという感じです」と教えてくれた。

『アイゾウ』では、単発作品を皮切りに、連続ものから、スペシャル版へと、7つの実際の事件を元にドラマへと昇華させてきたが、それだけ多数のエピソードを仕上げることができるほどに、世界では特異な事件が起きているのだろうか。そのリサーチ方法について聞いてみると、「例えば『世界法廷ミステリー』にも携わっているのですが、ドラマ化する上での題材というのは本当に豊富にあるんです。今だとネットで調べるとたくさん出てきたりしますし、番組のリサーチで、海外のスタッフから、日本ではキャッチできない事件のニュースなども教えてもらったりするので、そういったところからの情報も大きいですね」とのこと。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください