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ど素人親父が始めた毎日の弁当作りと、初めてのMy弁当箱。shasta『ステンレスランチボックス』

マイナビニュース / 2024年7月7日 7時30分

フリーの編集者兼ライター/コラムニストを生業とする僕は、自宅で仕事をしているので、娘の弁当に入りきらなかったおかずは、そのまま自分の昼食用のおかずにしていた。
だが、そんな僕も昼間は毎日家にいるわけではなく、取材や打ち合わせ、調べ物などのため出かけることも多い。
そういう日は外で昼食をとるため、娘の弁当の残りの余剰おかずは、結局手付かずで捨ててしまうことも多かった。

これは非常によろしくない。食品ロスという観点と昼食代の節約という観点が交差したのは、朝に娘の弁当を作るのと同時に、自分の昼食用の弁当も作り、外出する際には持っていくという作戦。

そんなわけで入手した、僕専用のオールステンレス製弁当箱は、shastaというメーカーのものだ。
初めて聞くメーカー名だったので調べてみたところ、キャンピングギアやアウトドア用品を製造するアメリカのメーカーのようだ。
容量約760mlで、男の僕にはちょうどいい大きさ。
ステンレス製の弁当箱は匂い移りや色移りが少なく、油汚れもすぐ落ちるのが魅力なのだとか。
何よりシンプルで無骨、どこかクラシカルな雰囲気を漂わせるデザインがおしゃれではないか。
今のところ、このナイスな弁当箱で快適な弁当ライフを送っている。

人間も歳を重ねてくると、そうそう“初めての体験”をできなくなってくる。
一見something newな物事を目の前にしても、大抵の場合は過去のsomething like(〜の類)を思い出し、「あの時はああだったから、まあこんな感じかな」と、経験則基準でやっつけがちになるのである。
誰しもに訪れる人生の円熟期が近いといえば聞こえはいいかもしれないが、こうしてフレッシュさをどんどん失い、ひねたジジイになっていくばかりなのかと思うと、やや寂しくもあり虚しくもある。

だけど、毎日の弁当ライフは僕にとってまったく新しい取り組みだったので、今は少しだけ心が若返ったような気がしている。
皆さんも、お弁当ライフを始めてみてはいかがだろうか。
特に日常の刺激を失いがちな僕と同年代の男性で、今までそんなこと考えもしなかったような人にはおすすめである。

佐藤誠二朗 さとうせいじろう 編集者/ライター、コラムニスト。1969年東京生まれ。雑誌「宝島」「smart」の編集に携わり、2000〜2009年は「smart」編集長。カルチャー、ファッションを中心にしながら、アウトドア、デュアルライフ、時事、エンタメ、旅行、家庭医学に至るまで幅広いジャンルで編集・執筆活動中。著書『ストリート・トラッド~メンズファッションは温故知新』(集英社 2018)、『日本懐かしスニーカー大全』(辰巳出版 2020)、『オフィシャル・サブカルオヤジ・ハンドブック』(集英社 2021)。ほか編著書多数。新刊『山の家のスローバラード 東京⇆山中湖 行ったり来たりのデュアルライフ』発売。
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(佐藤誠二朗)



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