1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

フェラーリ「12チリンドリ」の名前と形に込められた意味とは?

マイナビニュース / 2024年7月12日 11時0分

荷室はプロサングエ同様、ハッチゲートでアクセスする。2シーターのスポーツカーということで、開口部の幅は限られており、容量は270リッターとのことだが、2人の旅行のための荷物を収めるには十分だろう。

エンジンの排気量は6.5リッターでプロサングエと共通だが、最高出力は105psも上回る830psを発生する。トランスミッションが8速のデュアルクラッチであることも同じであるものの、4輪を駆動するプロサングエに対し、伝統を重んじる12チリンドリは当然ながら後輪駆動だ。

デザインを見て感じたのは、12チリンドリは昔からフェラーリに憧れ、何台かを乗り継いできたベテランにこそふさわしいのではないかということ。伝統の自然吸気12気筒エンジンを積み、車名でもそれを誇示し、電動化はせず、デイトナを思わせる顔つきやシートを取り入れているからだ。

選ばれた人のための特別なクルマというプレゼンテーションの言葉に納得した。

森口将之 1962年東京都出身。早稲田大学教育学部を卒業後、出版社編集部を経て、1993年にフリーランス・ジャーナリストとして独立。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。グッドデザイン賞審査委員を務める。著書に『これから始まる自動運転 社会はどうなる!?』『MaaS入門 まちづくりのためのスマートモビリティ戦略』など。 この著者の記事一覧はこちら
(森口将之)



この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください