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ネットトラブルに巻き込まれないためには何をするべき? - J:COMが小学校で行う情報リテラシー授業に潜入!

マイナビニュース / 2024年7月5日 21時16分

語尾を上げて「良くない?」と問いかけるように口にすれば、反語で「かなりいい」と思っていることがわかりますが、文字だけを読むと「良くない」と否定しているようにも読めてしまうわけです。

この例をもとに、「文字だけでは伝わらないときがあります。相手にどのように思われるか、1秒だけでもいいので考えてからメッセージを送ってほしいと思います。また、グループの中で仲間はずれにするのもやめましょう」と石原さんは話します。

続いて、写真や動画の撮影についての話に移ります。ここでは友達が寝相悪く寝ている姿を撮影し、LINEグループに送っている事例が紹介されました。

石原さんは、「人の写真を勝手に撮ったり、人の顔を勝手にアプリで加工してはいけません。LINEグループで回すことも良くありません。それは、肖像権があるからです。すごくいい写真だから友達に見せたいという場合でも、本人に確認してください。自分が嫌だったら消してもらうこともできます」と説明し、肖像権について覚えるように話しました。

SNSの話に移るタイミングで、「SNSのアカウント、自分で作っていいのは何才から?」というクイズが出題されました。「20才になるまでダメ」「高校生になったらOK」などの答えが挙がりましたが、正解は13才です。

会場にいる5年生/6年生はこの年齢に達していないため、SNSを使っている人はいないはずです。そこで、SNSの良いところを想像することにしました。子ども達からは「たくさんの人と触れ合うことができる」「色んな人とゲームができる」という意見が出ました。さらにSNSの怖いところも挙げてもらうと、「個人情報が漏れる可能性がある」「怖い人と出会う」「詐欺に遭う」「アンチコメントが来る(嫌なコメントをされる)」など、さまざまな答えが挙がります。

石原さんは、SNSの怖いところとして。オンラインゲームでの事例を挙げました。オンラインゲームがレベルアップしないなどの理由でなかなか進められなくなったとき、悩みをチャットに書いたら、いつも話しているフレンドが手伝うと声を掛けてくれたという話です。そのフレンドは、名前・ID・パスワード・顔写真を送ってくれたら、レアなアイテムをあげると言ってきました、皆さんならどうしますか――という石原さんの問いかけに「怖いから送らない」などの声が挙がりました。

石原さんはもうひとつ事例を挙げます。それは、小学5年生の男子がオンラインゲームで普段から一緒にプレイしている同じ学年の男子と写真を送り合うようになり、だんだんと下着の写真などを送っていたら、実は相手が悪い大人だったという話です。

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