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杉野遥亮、憧れ追いかけ「自分をちゃんと生きてなかった」日々から“本業”追求できる俳優へ

マイナビニュース / 2024年7月7日 12時0分

画像提供:マイナビニュース

●医療シーンや山での撮影…総合力問われるドラマ
俳優の杉野遥亮が主演を務めるカンテレ・フジテレビ系ドラマ『マウンテンドクター』(毎週月曜22:00~※初回15分拡大)が、あす8日にスタートする。今作は、杉野演じる主人公の整形外科医・宮本歩が、山岳医療の現場に放り込まれ、様々な思いを抱えた先輩山岳医や患者と触れ合って成長していく姿を、長野県松本市を舞台とした壮大なスケール感とリアリティで描くオリジナルの山岳医療ドラマ。

今回は杉野に、山岳医を描くドラマの見どころや、役作りをするうえで準備をしたこと、そして現在考えている“自分らしさ”、“芝居のプロ”として現場に臨む思いを聞いた。

○山岳医を伝える責任感じた作品

――今作の印象を教えてください。

今までドラマではあまり扱われてこなかった山岳医という題材を、こういうものだと皆さんにお伝えする責任を感じて、これは大変な作品だと思いました。医療シーンに加えて山で撮影したり、ヘリが出てきたり、救助の特訓をしたり、もちろんキャラクターの心の機微や背負っているものも繊細に演じていかないといけないので、総合力が問われるドラマだなと感じています。

――山岳医について知って、驚いたことはありますか。

山岳医は、医師としてのお仕事にプラスして、山岳救助や野草など、山のいろいろな知識が必要になってくるので医師のなかでも特に専門的だと思います。昨今は登山者の増加や、山での事故が多発していると聞いて、改めて存在意義の大きさを感じました。ドラマではありますが、できる限りリアリティをもって挑みたいです。

――役作りのために、登山やロッククライミングをされたとか。

山を登ることで生まれる感情や、難しいと感じること、喜びを知りたくて。プロデューサーさんと一緒に、神奈川県の大山に登ったのですが、やはり登山には相当な準備や知識が必要で、身をもって大変さを知ることができました。一方で、山頂ではピクニックをしている方がいて、これが楽しみになっているんだろうなと。五感でいろいろなことを感じられた体験でした。ロッククライミングも、一度、足がつりそうになって大変でした(笑)。山岳救助の練習でロッククライミング施設に通っていますが、足をかけやすい岩場を自ら見つけたりと、自分の咄嗟の判断で行動していかなきゃいけない緊張感を教えてもらっています。

――今回演じる、主人公の歩に共感できるところはありますか。

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