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杉野遥亮、憧れ追いかけ「自分をちゃんと生きてなかった」日々から“本業”追求できる俳優へ

マイナビニュース / 2024年7月7日 12時0分

突っ走ってしまうところに共感できるので、全く違う人というよりは、どこか自分と似たところがあるキャラクターだと感じています。原作のない完全オリジナル作品なので、特にそう感じるのかもしれません。

○理解者・大森南朋がいる安心感

――そんな歩と共に山岳医療に携わる江守役を大森南朋さんが演じます。大森さんの印象を教えてください。

大河ドラマ『どうする家康』(23年、NHK)で1年間共演して、当時たくさん話したわけではないですが、自分が現場でどういう立ちふるまいをするのか見ていてくださっていたので安心感があります。現場で自分が自分らしくいるために、大森さんはとてもありがたい存在です。いろいろと思いを共有しながら、協力して作品を作っていけたらいいなと思っています。

――どんな思いを共有していきたいですか。

撮影が始まるときにお話しさせていただいたのは、「僕も楽しいのが好きだし、現場で笑っていたい気持ちはあるのですが、しっかりお芝居をするために、ちょっと静かになることや話さなくなることがあると思います」ということ。そしたら大森さんが「分かってるよ~!」と言ってくれたので、「良かった!」と安心しました。

――ドラマ発表時のコメントでは、大森さんが杉野さんを「すごくかわいい」と言っていましたが、どのあたりをかわいいと言われていると思いますか。

僕には分からないので、ぜひ大森さんに聞いてください(笑)。僕も知りたいです。笑顔かな?(笑)

●向井康二を見て思い出した松本潤の言葉
○先輩たちに憧れ…その人になろうとしていた

――そんな大森さんは、杉野さんが「自分らしく」いるために必要な存在だということですが、杉野さんが考える「自分らしさ」とは。

最近、分からないんです。でも、分からなくていい、ただそこに無理しない自分でいればいいんだと思うようにもなりました。過去には、「憧れのあの人みたいになりたい」という気持ちにとらわれすぎていたことがあったんです。「この人かっこいい!」と思ったときから、その人本人になろうとして、自分をちゃんと生きていなかった時期もありました。

――たとえばどんな人に憧れてきましたか。

幼少期から、モテたくてクールなキャラクターを装ったり、腰パンしてみたり、いろいろなことをやってきました。芸能界に入ってからも、事務所の先輩である松坂桃李さんや菅田将暉さん、共演した木村拓哉さんや草なぎ剛さん、松本潤さんに影響されて、「素敵だな、いいな」というところを自分も真似して、その人になろうとしてました。でも今は、自分は自分のままでいいんだという気持ちで、現場に立っています。

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