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電通デジタルが推進する"アライプロジェクト"の独自な取組みとは? - すべての社員が「この会社で働いてよかった」と思える職場を目指して

マイナビニュース / 2024年8月6日 9時0分

なかでも我々はアライに特化した活動をするわけですから、その目的を整理するために活動目的を言語化したり、社員の中でもどういった人をコミュニケーションターゲットとすると良いのかを明確にしました。その言語化を経て、クリエイティブチームがロゴをいくつか作り、最終的には視認性やどの性別にも寄らないことなどを重視し、今のロゴに落ち着きました。

ーーターゲットはどの層に設定したのでしょう?

LGBTQ+に関する教育を受けてきた若い社員たちは基礎知識も比較的備わっている一方、あまりそうした機会がなかったであろう30~40代前後の社員の方を、今回は主なターゲットに設定しました。

ーーこの活動を通して、何かLGBTQ+のみなさんからのリアクションなどはありましたか?

「何か一緒にできませんか」というお問い合わせをいただいたりしました。やっぱり嬉しいですよね。LGBTQ+の当事者とそうでない人が一緒に取り組むことで、偏りもなくなっていきますし。

当事者を置き去りにするのもよくないし、かといって当事者じゃない人間が独りよがりになってもよくないので、双方の目線が不可欠。もっといろんな当事者がメンバーとして参加してくれたら嬉しく思います。
▼全員が「電通デジタルで働いてよかった」と思える職場へ

ーープロジェクトの今後の目標を教えてください。

まずはアライ認定を受ける賛同者がもっと増えるよう呼びかけていきたいですね。社員のなかには、「アライに共感できるけど、あえて認定を受ける必要もないかな」というスタンスの人もいると思います。でも、認定を受ける人が増えることで、当事者のみなさんは勇気づけられるかもしれませんから、ぜひアクションを起こしてほしいと思います。

また、社内コミュニケーションツールでのアウトプットだけだとどうしても埋もれてしまうので、それ以外での呼びかけも考えようと思っています。例えば、アライメンバーの交流イベントもやってみたいですね。

ーーそれは素敵なイベントになりそうですね!

あとはとにかく、全員が自分らしく生き生きと仕事できる環境づくりをすること。DEIのステートメントには、「様々な視点で考え、態度と行動をアップデートすること。ゴールは、それぞれの立場で最高の活躍ができること。」という文言もあります。

やはりこの活動の最終目標も、当事者も含めた全社員が「電通デジタルで働いてよかった」と思える会社にすることだと言えると思います。あくまで心情の問題なので、なかなか数値化はできない部分はありますが、お互いに配慮し合えるハッピーな職場をつくれるよう邁進できればと思います!

電通デジタルのDEIをさらに推進すべく立ち上がった新プロジェクト「DD ALLY for all」。どの企業で働いている人でも、先駆的な取り組みから学べることは少なくないはずだ。
(猿川佑)



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