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電通デジタルが「バリスタのいる本格カフェ」を社内に作った理由 - 単にコーヒーを飲むだけの場所ではない、そこで起きる化学反応とは?

マイナビニュース / 2024年7月12日 9時0分

ブランドマネジメントのチームが結集して作ってくれました。青は電通デジタルのコーポレートカラーで、「8」はカフェが8階のオフィスにあることにちなんでいます。

「8」の字を手書きにしているのは、コーヒーがハンドドリップであることなどの手づくり感を表現しました。「8」の字の中の空白部分をよく見ていただくと、漫画の吹き出しのような形になっていることがわかるかと思いますが、これはハチカフェが社員同士が会話する場でありたいという願いが込められています。

ーーハチカフェの評判はいかがでしょう?

大変好評で、オープン初日は半日で350人の大行列ができました。空間としても賑やかになったと思います。ここはもともと雑談のためのスペースだったので、電源などもあえて設けていないのですが、それもあってPC作業をする人が少なく、かといって雑談する人もそれほどおらず、ガランとしていることが多かったんですよ。でも、今は常に人で賑わっていますし、「カフェをオープンしただけでこんなに変わるんだ」とビックリしています。

ーー何か、人が集まるような工夫などもしているのでしょうか?

社内用のコミュニケーションツールで「ハチカフェチャンネル」を開設し、その日のオススメのドリンクや人気メニューをランキング形式で紹介したりするなど、積極的に情報発信に努めています。

カフェには交換日記も置いていて、コーヒーができあがるまでの間、その時々の「お題」に回答していただいたりもしていますし、今後はおごった分だけスタンプが貯まるスタンプカードを導入して、社員間のコミュニケーションを活性化できればいいな、なんて考えています。

ーー実際、社員間のコミュニケーションも生まれているんですか?

まだオープンから2週間(取材時点)ですが、徐々にコミュニケーションも生まれています。社員同士が、ハチカフェを誘い文句にして、「コーヒー飲みにいこうよ」「ちょっと休憩しようよ」と誘いやすくなったと思います。無料のコーヒーマシンだと、こうはいきませんでした。

私自身も、例えば面識のない社員から「カフェの企画をしてくれた人ですよね? 超飲んでます! ありがとうございます!」って話しかけてもらったことがありましたし、現場の若い社員さんたちとコミュニケーションをとる機会も多くなったと実感しています。

ーー素晴らしいですね! それでは最後に、ハチカフェの今後の展望について教えてください。

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