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2024年の通信業界の動向を占う - AI、セキュリティにどう対応していくのか

マイナビニュース / 2024年7月10日 13時41分

画像提供:マイナビニュース

通信業界は、企業、消費者、テクノロジーのニーズの変化によって常に進化している。2023年、世界中の企業にとってDX(デジタルトランスフォーメーション)の旅の途中だった。2024年は2023年の重要な動向がデジタル・トランスフォーメーションの展望を形作ることになりそうだ。

これらの動向は、企業や組織がどのようにテクノロジーを活用し、イノベーションを起こし、競争力を維持し、顧客や市場の進化する要求に応えていくかに影響を与えるだろう。私達がこの変化を続ける環境で成功するには、運営モデル、コミュニケーション・チャネル、サービス・プロバイダーの期待を継続的に見直していかなければならない。

世界中の企業や組織は、仕事のあり方を見直し、事業継続性を確保するため、リモートワークを取り入れている。この働き方の変化は、リモートチームを支援するシームレスなコミュニケーションと、効果的なコラボレーションの重要な役割を浮き彫りにした。

リモートワークの導入が拡大する中、通信プロバイダーは、チーム間の社内コラボレーションを促進するインテリジェントな機能を導入することで、自社のサービスを向上させる必要がある。
通信業務を変革させるAI

通信分野は現在、AIの能力に後押しされた顕著な変化を経験している。

2024年度中に、AIアルゴリズムは通信業務のさまざまな側面で統合され、ネットワークの効率を高め、メンテナンスの必要性を予測し、顧客サポートサービスを変革するだろう。AIを活用したソリューションは、ネットワークのパフォーマンスを最適化し、サービスの中断を予測し、予防的なメンテナンス・ソリューションを提供する上で極めて重要な役割を果たすだろう。

また、2024年はハイパー・オートメーションの登場によって、人々の期待はかつてないレベルにまで高まるだろう。ハイパー・オートメーションを活用することで、組織は最大30%の大幅なコスト削減を達成することができるからだ。

この革新的な傾向は、RPAをAIや機械学習に統合し、複雑なビジネスプロセスを合理化して効率性と精度を高める。企業・組織はAI主導の意思決定プロセスへと軸足を移し、データ分析を活用することで、より迅速で十分な情報に基づいた選択を容易にすることが出来る。
顧客体験の変化

そして、AIを提供する企業は、シームレスで効率的なやり取りの提供を目指し、自動化された顧客サービス・ソリューションに多額の投資を行っている。

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