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不妊治療で重要な胚培養士の効率化を支援する顕微鏡、ニコン子会社が開発

マイナビニュース / 2024年7月10日 17時54分

特に新人の胚培養士は顕微鏡の操作に慣れておらず、また高価な装置を操作する経験が少ないため、余計に構ってしまったり、操作を戻すことができなくなったりすることも多いとのこと。「壊れてもないのにわざわざ修理会社を呼ぶ手間を省けるし、もしワークフローの中で失敗が起きても、胚培養士の腕が悪かったのか、機械が悪かったのか、何が原因でそれが起きたのか可視化することが出来るだろう」と家田氏は言う。

さらに、ニコン独自の光学技術により視認しにくい紡錘体を全方位でカラー表示させ、位置を確認しながら顕微授精を行うことを可能にしたことも特長の1つとなっている。紡錘体とは細胞分裂のために形成されるもので、卵子が成熟しているときに観察することが可能。紡錘体により核の位置が分かるため、核を傷つけない顕微授精を行うにはとても重要だという。紡錘体がカラーで表示されることで容易に識別できるようになるほか、全方位で観察可能であるため卵子の向きを変えても紡錘体を視認しやすく、見失うことはほとんどないとする。加えて、紡錘体の観察には従来、複雑な設定を必要としていたが、観察モード切替ボタンのみで簡単に観察することを可能としたことも特長だとしている。

なお、同社は今後、個人情報の問題はあるもののAI機能の導入にもチャレンジしていくことで、より使いやすい顕微鏡を開発していきたいとしており、グローバル規模で不妊治療技術および受精率の向上に貢献していきたいとしている。
(上定真子)



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