1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

【今年の「うな丼」ナンバー1は?】土用の丑(うし)の日直前! 「外食チェーンのうな丼チェック2024」開催迫る! 主催者に直撃して今年の見どころを聞いてみた!

マイナビニュース / 2024年7月13日 17時10分

1990年代になってファミリーレストランチェーンでもうな丼をメニュー化、2000年代に大手牛丼チェーンでも「うな丼」がメニューに入るようになったことや、大手コンビニでも土用の丑の日にうなぎ弁当を販売するようになったことで、土用の丑の日がより一層イベント化していったのだと考えられます。

外食チェーンではどうしても保存や加工のしやすい肉料理のメニューが主体となってしまいがちですが、うな丼の登場で魚料理が提供でき、肉料理や揚げ物が苦手な年配者がいたとしても、うな丼なら美味しく食べられるというメリットがあるのです。
○■―「外食チェーンのうな丼チェック」企画を実施している目的や実際の過去開催時の反響はいかがでしょうか?

「鰻と丼の情報発信サイト」を立ち上げて、丼の歴史について興味を持ちました。
世界文化遺産にも登録されている和食の中でも、丼は日本独自の食事で、ご飯の上に調理した魚や肉にうま味成分のあるタレをかける「丼文化の歴史」の始まりが「うな丼」なんです。近年になって江戸時代の食文化の専門家である服部栄養専門学校講師の飯野亮一先生の研究で明らかになったことを知りました。

反面、この十数年は鰻が高騰して、若い方ではうな丼を食べたことのない人もいると聞いて、
若い世代にも気軽にうな丼を食べて貰うきっかけを作れないかと考えたのです。
流石にうなぎの専門店では価格が高くなってしまうため、若者が食べられる価格帯で提供している外食チェーンに絞って、
味だけでなく蒲焼きの重さや大きさ、ご飯の量も見える化することで、
一人でも多くの若い方々にうな丼を食べてもらうきっかけになればと思って、この企画をはじめました。
味の評価だけにしなかったのは、 若者は味の優劣よりも、量やボリューム感が大事だったりしますからね……。

はじめるまでは、鰻業界の方々に聞いてみると、外食チェーンのうな丼は味も量も、どのチェーンでもほぼ同じだと言う人がほとんどでした。
しかし、私が実際に各社のうな丼を買い求めて、量や味を比較して見ると、かなりの違いがあることが分かったんです。
それで鰻業界のプロの方々に集まって貰うことにしたのです。

会社名や店名が分かると、どうしても忖度が働く可能性があるため、当初から会社名やブランド名が分からないようにして、
食べ比べる「ブラインドチェック」で行うことで、先入観無しに外食チェーンの各社の「うな丼」を客観的に評価することにこだわりました。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください