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細田佳央太、高校生の妊娠描く『あの子の子ども』で“誠実な彼氏”役好演中

マイナビニュース / 2024年7月16日 11時30分

画像提供:マイナビニュース

●かっこよく頼もしい宝をどう演じるか
第47回講談社漫画賞・少女部門(23年度)を受賞した蒼井まもる氏の同名少女漫画を実写化したドラマ『あの子の子ども』(カンテレ・フジテレビ系毎週火曜23:00~)は、“高校生の妊娠”をテーマに、妊娠が発覚したことで日常がガラリと変わってしまった高校2年生カップルの姿を描く作品。桜田ひより演じる主人公の福(さち)を心から大切にしているのが、細田佳央太演じる、幼なじみで恋人の宝。SNSでは、その誠実で優しいキャラクターに「本当に素敵な彼氏」「優しすぎる」「宝みたいな男の子と出会いたい」と好感を持つ声がSNSで多数投稿されている。

きょう16日放送の第4話では、妊娠検査薬の結果にがく然としながらも、宝に伝えるべきか迷う福の姿が描かれる。しかし宝から「話したいことがある」とメッセージが届いて……。そんな展開を演じたことを「苦しかった」と振り返る細田に、今作の見どころや桜田の印象、そして理想の大人、理想の役者について話を聞いた。

○宝役はナチュラルな芝居と人間味を大事に

――今作の出演が決まったときの心境を教えてください。

最初にお話をいただいたときは、やはり不安がありました。今まで自分が経験したことのない役であることはもちろん、第1話から恋人の状態で始まるラブストーリーも初めてだったので、大丈夫かなと。でも大切な作品を任せていただいたことはとてもありがたく、全力で応えなければという思いでした。

――オファーを受けたときに、「こんな宝を演じてほしい」とプロデューサーや監督から要望はありましたか。

まず、作られたお芝居ではなく、ナチュラルで自然体のお芝居をしてほしいということ。そして、宝はすごくかっこよくて、ある種、隙がない男の子なんですけど、予期せぬ出来事に直面したときの焦りや迷い、不安、葛藤を表現して、人間味を出してほしいということ、この2つは最初に言われました。

――細田さんから見た、宝というキャラクターの印象を教えてください。

宝はシングルマザーに育てられているのですが、僕も似たような環境で育ってきたので、この境遇ならではの自立の速さには納得できるものがありました。だから、表向きは宝が福さんを引っ張っているように見えるんですけど、福さんが持つ強さもあって、宝も無意識のうちに引っ張ってもらっていると思うんですよね。宝が福さんに向ける尊敬の念や愛情表現はとてもかっこよくて、今も、宝の頼もしさをどう表現しようかと向き合い続ける毎日です。

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